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先生に聞いてみた

親和クリニック大阪の
自毛植毛・薄毛治療についてお答えします。

薄毛に関する質問

最近、抜け毛が多い気がします。自毛植毛手術を受けた方が良いでしょうか?

朝起きてシャワーを浴びてから出勤しています。その時、髪も洗うのですが、抜け毛が多い気がします。自毛植毛手術を受けた方が良いでしょうか?

多少抜け毛あったからと言って、すぐ自毛植毛というわけではありません。
状態をみて判断する必要があります。

抜け毛は薄毛でない方でも1日100本~200本あると言います。また、季節の変わり目も抜け毛が多いようです。ただ、季節の変わり目の抜け毛の量についてはエビデンスと言えるような正確なデータが見つけられませんでした。ネットを見ると個人の方や理容師の方が自分のデータを公開されているものがあるくらいでした。
 ちなみにそのデータを見ると、やはり毎日平均100本~200本の間の抜け毛がありました。秋や春に多少多くなる傾向があったようにも思えましたが、個人差の範疇に収まる程度でした。この分野については、まだまだ研究が必要な気がします。サンプル人数を増やした検証を行えば、確かな傾向が見いだせる可能性もあります。ワンちゃんや猫ちゃんのように抜け毛の多い季節がはっきりすれば、余計な心配をしないで済むかもしれません。

また、自毛植毛手術は、有効な薄毛対策のひとつですが、来院した方に必ず行うわけではありません。ドクターが状態を見て、服薬による治療をおススメする場合もありますし、本人が気にしているだけで、薄毛が進んでいなければ、様子を見ていく場合もあります。

薄毛の進行を気にしているのであれば、カウンセリングは無料ですので、一度自分の状態を把握するために専門クリニックへ来院されることをおススメします。

女性の医師はいますか?
最近、薄毛が進んできている気がして、専門家に相談しようか迷っています。
しかし、髪の悩みを男性医師にお話しするのは、気恥ずかしくて、女性医師がいる専門施設を探しています。女性の医師はいますか?

全体的に言えば、薄毛クリニックの医師は男性医師が多いかと思います。
その大きな理由としては、薄毛クリニックに関わらず、医師全体として、女性医師の占める割合が日本では、21.1%(2018年:厚生労働省発表)である為だと思われます。

女性医師が多い診療科として、皮膚科、眼科、麻酔科、小児科、産婦人科、形成・美容外科が上げられます。毛髪は大きくは、皮膚科の分類に入りますが、まだまだ、自毛植毛手術を行う女性医師は少ない現状です。

実際、ご質問者様のようなお悩みを抱える女性も多いため、親和クリニックでは、『女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディース』として、女性医師を中心に情報発信をして対応させていただいています。

事前に女性医師担当のご希望をお申しつけいただければ、対応可能ですので、是非ご相談ください。

何故、2回目の植毛手術を受ける方がいるのですか?
専門サイトを見ていると2回目の自毛植毛手術を受けたという内容のコメントを目にしました。
何故、2回目の植毛手術を受ける方がいるのですか?

薄毛で母方の父が重要なのは何故ですか?
薄毛は遺伝すると言われ、特に母方の父が重要だと言われました。何故ですか?

AGAの脱毛メカニズムで重要な役割を占める男性ホルモンのレセプターに関する遺伝子がX染色体に存在するからではないでしょうか。

男性の脱毛で一番多いAGAは、複雑なプロセスを経て発生します。
簡単に説明すると
① 男性ホルモン:テストステロンと還元酵素:5αリダクターゼが結びつきより強力な男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が生成。
② DHTと毛乳頭付近の男性ホルモンレセプターと結合し、脱毛因子TGF-βが発生。
③ 脱毛因子TGF-βが脱毛シグナルを発信。→現存の毛髪が退行期へ移行。
という仕組みです。

このうち②で働く男性ホルモンレセプターの感受性に影響する遺伝子は、性染色体のX染色体に存在することが知られています。性染色体は両親から一つずつ受け継ぎます。XYだと男性、XXだと女性になります。つまり、男性の場合、X染色体は母親から受け継ぐことになります。この受け継いだX染色体にある男性ホルモンレセプターの感受性が高いと薄毛になる可能性が高まります。このことから、母方の父が薄毛かどうかの話題になるのかと思います。ただ、厳密に言えば、母親のX染色体の影響なので、母方の父以外の影響も受ける可能性があるわけなのですが、あまりそのことには触れられていない現状です。

ちなみに5αリダクターゼの活性に関係する遺伝子は常染色体に存在することが知られています。そのため、両親どちらの系統の影響も受ける可能性があります。

海外の方々も薄毛を気にしているのでしょうか?

AGA治療のため、自毛植毛手術を本気で検討しています。
ただ、海外の方々は、薄毛でも格好良いイケオジもいます。
海外の方々も薄毛を気にしているのでしょうか?

これは日本人とか、外国人とかは関係なく、個人の考え方なのではないでしょうか。

日本人でも薄毛を気にする方と気にしない方がいます。同じように外国の方にも気にする方と気にしない方がいるのではないでしょうか。

実際に親和クリニックにも海外の方が自毛植毛手術を受けに来られます。また、海外の医師も親和クリニックの自毛植毛手術を視察に来られています。

例えば、2023年の6月には、スペイン(マドリード)のモンテマウロ医療センターより植毛専門医師のDr.Cristian Rivalora、Dr.Catarina Coelhoが来日され、当院の先端技術を視察され、当院医師とも議論を交わされています。
また、同年4月にもブラジルの尾崎アルベルト医師も当院の植毛手術を見学されています。

参考)
https://shinwa-clinic.jp/about/news/#n_20230620 https://shinwa-clinic.jp/about/news/#n_20230419

つまり、海外でも同じように薄毛で悩む方々おり、その方々のために現地の医師が活躍されているわけです。

公的な指標はありますか?

どうやらここ数年でAGAが進行してしまい、有効な薄毛治療を受けようと考えています。
しかし、情報が大量にありすぎるため、どんな治療法が正しいのかが、分からなくなってしまいました。薄毛治療やAGA治療について、政府公認のような公的な指標や考え方はありますか?

残念ながら、政府公認の公的な指標はありません。
しかし、日本皮膚科学会から『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』が発表され、皮膚科学会として、様々なAGA治療への見解が示されています。
公的な指標と言って良いかの判断は難しいところですが、皮膚科医がそれぞれの治療法について、資料を査読した上での見解がまとめられています。参考資料としてはご覧になってもよろしいかと思います。

参考)『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

ちなみにこの資料によると自毛植毛手術はAGA(男性型脱毛症)に対して、行うよう勧めると評価され、エビデンス資料について少なくとも 質の劣る1つ以上の有効性を示すランダム化比較試験、良質の非ランダム化比較試験,あるいは非常に良質の分析疫学的研究(コホート研究や症例対照研 究) があると確認されています。

つまり、自毛植毛手術は、皮膚科医から「科学的根拠に基づいた有効性が担保された方法である」と評価されていると言えるのではないでしょうか。

症例数は重要ですか?
AGA治療を検討しているため、薄毛治療専門クリニックのサイトをチェックしています。
症例数を書かれている専門クリニックもありますが、やはり症例数は重要でしょうか?

症例数が多ければ良いというわけではありませんが、症例数が多いことのメリットはあります。

親和クリニックでは、グループ全体で年間約1200件以上の自毛植毛手術を行っています。
当然、症例数が多ければ良いということではありません。
ただ、手術は患者様ひとりひとり、条件が異なるものです。それぞれの課題や難しさがあります。そういった課題を克服することにより、医師をはじめ、看護師やスタッフが研鑽を積んでいます。そのため、多くの症例に携われば、多くの研鑽を積めることも事実です。

また、症例数が多ければ、その方の状態にあてはまる実際の症例写真をお見せしながら、手術内容について具体的にご説明できる場面が多くなります。
具体的な事例を見ながら、適切な治療法等の説明をお受けいただくことで、自毛植毛への漠然とした不安や疑問も解消でき、安心いただけるはずです。

つまり、ただ症例数が多ければ良いわけではなく、それぞれの手術の症例や情報をスタッフ全体で共有し、しっかりと研鑽できる環境がある場合は、症例数があることにメリットがあると言えるのではないでしょうか。

薄毛治療やAGA治療の相談でコロナ禍での特徴はありますか?
新型コロナウィルス感染症の影響でライフスタイルが大きく変わりました。
薄毛治療やAGA治療の相談で以前と変わった特徴はありますか?

はい、コロナ禍ならではのきっかけもあり、相談に訪れる方が1.5倍に増えました

2020年のはじめから、日本に広がった新型コロナウィルス感染症(COVID19)の影響で社会の仕組みが大きく変わりました。
それまで会社に出勤することが当たりまえでしたが、在宅勤務(リモートワーク)やZOOMなどを利用したオンラインでの会議や打ち合わせが積極的に行われるようになりました。

薄毛に気づくきっかけが、以前は「自分で鏡を見て」だとか、「抜け毛が気になって」、「家族、友人などに指摘」されてなどだったのが、オンラインでの会議や打ち合わせで、画面に表示される自分の違和感に気づいた」などが新しくきっかけとして挙がってきました。

確かにそういったオンライン会議では、身体全体が表示されることはほとんどなく、顔のアップばかりが表示されます。
そうなると今まであまり気にしていなかった生え際などが大きく映され、角度によっては、必要以上に薄毛に見えることもあります。
そうなってしまっては、落ち着いて話してはいられません。

「人は見た目が9割」などというタイトルの書籍がベストセラーになるように第一印象は人づきあいの上で大切な要素です。実際に会って話していれば、顔だけでなく、全体の雰囲気や服装などそれ以外の判断材料もあります。しかし、オンラインではそういったことは加味されません。そのため、そういったきっかけで、相談にいらっしゃる方が増えました。

親和クリニックでは、コロナ以前の同時期と比較すると相談件数が1.5倍になっています。
特に若い男性が増加傾向にあり、そういった現象は、コロナ禍のひとつの特徴かもしれません。

びまん性脱毛とはどんなものですか?
女性に多い脱毛症と伺ったのですが、どんなものだか分かりません。詳しく教えてください。

女性特有の症状で、一部ではなく、全体的に髪が細くなり、薄く見えてしまう症状です。

「びまん」と言われても聞きなれない言葉で、どんな状態かイメージすることが、難しいと思います。漢字で書くと「弥漫」となり、弥は広くいきわたること、だんだんといきわたることを意味し、漫は自覚がないまま心や事態が進むさま、これと言ったわけのない様を意味します。
それらがつながった「弥漫性」は、患部が一部ではなく、全体的に広がっている状態を指します。性拡散性、広汎性と近い意味になります。

女性特有の症状で、AGA(男性型脱毛症)のように髪の一部が薄くなって行くわけではなく、全体的に髪が細くなり、薄く見えてしまう症状です。

中年期以降、特に40代以降の女性の発症が多く、特効薬が開発されているわけではなく、対処が難しい症状と言えるかもしれません。

原因についてもはっきりと解明されたわけではありませんが、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの減少とかかわりがあると考えられています。
また、最近では急激なダイエットなどが影響し、若い女性がびまん性脱毛症を発症する場合もあり、相談が増えています。

親和クリニックでは、ご相談者の状態に合わせて、服薬や自毛植毛手術などでの薄毛治療を行っています。

自毛植毛に関する質問

自毛植毛手術とわざわざ“自毛”を強調しているのは何故ですか?
自分の髪だと髪質が近い等のメリットがあるからでしょうか。

薄くなった髪を何とかしようと色々調べています。そこで、自毛植毛手術を知ったのですが、わざわざ“自毛”を強調しているのは何故ですか?
自分の髪だと髪質が変わらない等のメリットがあるからでしょうか。それとも他に理由があるからなのでしょうか?
出来るなら私は自分の髪ではなく、もっと綺麗な髪を移植したいです。

自毛であることにはちゃんと意味があります。

ご質問者様がおっしゃっているように髪質への影響もあります。しかし、それ以上に移植に伴う拒否反応が問題になります。

自毛植毛手術は、厳密には毛髪を植え替えているわけではありません。毛髪というより、髪を成長させたり、生え変わらせたりする細胞を採取して移植する手術です。つまり、大げさに言えば、皮膚の付属器官である毛髪に付随する細胞群の移植手術と言えます。

移植手術の問題点のひとつは、生体肝移植等でも話題になる拒絶反応です。これは、簡単に言えば、免疫が異物を排除する反応です。他人の毛髪や人工毛髪などを移植した場合、この拒絶反応が起こり、頭皮に強い炎症が起きるとされています。そして、移植した毛髪は、生着することなく、抜け落ちてしまいます。そのため、海外では、人工毛髪の移植手術は、法律で禁止されているところもあります。

しかし、自分の細胞を移植した場合は、当たり前ですが、この拒絶反応がほとんど起こりません。

このようにご質問者様がお気づきの通り、“自毛”を強調していることには、ちゃんと意味があります。

血圧の治療を受けていますが、自毛植毛手術を受けられますか?

健康診断で要検査になり、現在、血圧の治療中で、毎日服薬しています。
薄毛も気になり、自毛植毛手術を受けたいのですが、自毛植毛手術を受けられますか?

服薬で血圧が安定しているのなら、手術可能です。

自毛植毛手術は身体への負担が小さい手術ですが、やはり外科手術ですので、血圧は手術を安全に行うための重要な判断要素になります。

実際、血圧が高いと必要以上に出血が多くなる可能性があり、リスクが上がるため、手術を行うことができません。

血圧を下げるためには、生活習慣や食事、体重など留意しなくてはいけない事柄が多いのですが、服薬で血圧が安定していれば、手術のリスクが減少しますので、血圧の治療中であっても自毛植毛手術は可能です。

海外で自毛植毛手術をするデメリットはありますか?

最近、海外で俳優さんや芸人さんが自毛植毛手術をしたという話題を見ました。
調べてみると費用が格段に安くて、サイトを見ると安全で手軽な手術であるようなイメージを持ちました。ただ、やはり不安もあります。
海外で自毛植毛手術を行う場合のデメリットはありますか?

有名な俳優が、自毛植毛手術を行ったと言う話題は、ネットなどでも注目されています。
案内を行う情報サイトもいくつかあり、宣伝ですから安く手術できる等のメリットばかりが強調されています。

ただし、デメリットや注意しなくてはいけないところがいくつもありましたので、代表的な事柄を紹介したいと思います。

1.コミュニケーションについて

まず、一般的な事柄で言えば、デメリットとして、コミュニケーションが取りづらいことが上げられます。手術前後での不安や気になることをすぐに相談したくても、海外になると実際に診察して確認するような細やかな対応が出来ません。自毛植毛手術は基本的に危険度の高い手術ではありませんが、相談したいときにすぐに相談できなことは、大きなストレスや負担になると思います。

2.医師が手術を行っているのか?

基本的な事柄ですが、実際に資格を持った医師が自毛植毛手術を行っているのかという点も確認が必要です。日本では、医師と看護師がチームを作り、役割分担をして自毛植毛手術を行います。しかし、いくつかの手術画像や映像を確認したところ、日本では医師が行わなければいけない作業もサポートスタッフが行っているように見えるものもありました。これは、法令の違いやこちらの勘違いもあるかもしれませんが、手術を受ける前にそういった基本的な事柄も確認する必要があると思われます。

3.手術方法の違い

自毛植毛手術には、いくつか方法があります。最近の日本では、メスを使わない手術と言われるFUE法が多く選ばれています。この方法は、患者への負担が以前主流だったFUT法比べ少ないことが特徴です。海外サイトでは、手術方法について記載が少なく、手術を受ける際は、手術法を確認することをお勧めします。

4.美意識の違い

いくつかのホームページの中で事例として紹介されている体験者の画像や映像を見ると、生え際のデザインや毛髪の植え方について日本とは大きな違いがあるように感じられました。
具体的に言えば、直線的な生え際のデザインが目立ちました。
海外では、黒人のショートカットのように生え際が一直線になる髪型も一般的です。
しかし、日本人の生え際は、頭部の形状や筋肉等の影響によって、一直線になることはほぼありません。

日本人には、日本人が自然と感じる生え際のラインがあります。それと大きく違うデザインだと違和感があり、自毛植毛手術を行っても結果的に満足いかないかもしれません。
生え際以外にも髪の流れや髪の生える角度など、自然に感じられるように移植するためには、注意点がたくさんあります。海外で自毛植毛手術を行う医師の技術レベルについてはわかりませんが、自毛植毛手術を行う前に日本的な髪型に対する美意識を共有していないと結果的に満足の行かないものになってしまうと思います。
こういったことは、海外の症例と日本の症例について、生え際や髪の流れ、髪の生える角度に注意して比較すると違和感としてお気づきになるのではないでしょうか。

以上、気になったことをいくつかピックアップしました。
注意点はまだまだありますが、手術費用だけでは計れないところも多くありますので、ご参考にしていただければと思います。

自毛植毛手術を受ける方はどんな観点で専門クリニックを選んでいますか?

AGA治療のため専門サイトを検索しています。ただ情報が多くどんなところに注意して判断していけばよいかが分かりません。
自毛植毛を受ける方はどんな観点で専門クリニックを選んでいますか?

手術方法、症例数、ドクターの評判を重視しているようです。

自毛植毛手術を受けるため、どんな情報を参考にしているかは、それぞれ個人によって異なります。親和クリニックでは、そんな方々にアンケートを行い、その結果を公表しています。

数字で見る親和クリニック
https://shinwa-clinic.jp/about/infographics/

このデータによると、『当院を選んだ理由』という設問に対して、手術方法26%、症例数14%、ドクターの評判13%、口コミ情報10%、NET情報9%と続きます。

自毛植毛手術を検討される方は、多くの自毛植毛手術の情報を集めていて、その中でも体への負担の少ない親和クリニック独自の術式であるMIRAIのようなメスを使用しない手術法を選択しているのではないかと思われます。
また、手術を行うなら、安心して手術を受けられるかを判断するため、症例数やドクターの評判を主に確認しているようです。
これは、別の『他院を選ばなかった理由」という設問でも、術式が合わない13%、信頼できない11%という結果からも裏付けられます。

ちなみに、この『他院を選ばなかった理由』という設問は、価格・キャンペーンが合わない17%が第1位なっています。先の質問では上位になりませんでしたが、やはり、価格も大きなファクターであるようです。

何故、2回目の植毛手術を受ける方がいるのですか?
専門サイトを見ていると2回目の自毛植毛手術を受けたという内容のコメントを目にしました。
何故、2回目の植毛手術を受ける方がいるのですか?

大きく3つの理由があります。
当院で2回目の自毛植毛手術を受ける方の理由は、大きく3つあります。

ひとつは、1度手術を受けて満足だったものの、もっと改善したいという欲がでてきて2回目の受けるというものです。
これは、大食いユーチューバーのMAX鈴木さんが、当クリニックの図師先生とのインタビュー映像で話されているものがわかりやすいので、参考に添付しおきます。
https://www.youtube.com/watch?v=uVuTiKnKzD8

はじめての自毛植毛手術は、実際に髪の毛が生えてくるのか不安があったものの、2回目は手術に対する不安が一切なく、より良い状態にするために手術を受けたことが話されています。

2つ目は、最初から2回に分ける手術を計画していたケースです。
進行範囲の面積や、予算都合により、一度に全ての改善ではなく、段階を分けて行う方もいらっしゃいます。計画的に少しずつ改善していくのも、良い方法です。

3つ目は、他院で自毛植毛手術を受けたものの、状態に納得がいかず、それを改善するための手術です。これは、様々な状況があります。例えば、生え際が不自然な感じになってしまい、それを改善するためだったり、移植したところの密度が不十分で、それを改善するためだったりします。

理屈だけを考えれば、大量に一気に手術をしてしまった方が、費用や髪が生え揃う期間の点で合理的かもしれません。

しかし、初めての体験に対して、効果や費用、術後の痛みなど不安なことも多く、慎重になるのは当たり前です。
そう考えると人によっては、2回目の手術でこそ、本当の望みを叶えられるのかもしれません。

自毛植毛にも医療学会はあるの?
眼科や脳外科、皮膚科など様々な医療学会のニュースを目にします。
自毛植毛にも医療学会はあるの?

自毛植毛という分野がまだまだ医学的に新しい分野であり、他の医療学会と比べて小規模でなかなかニュースに取り上げられるようなことがありませんので、ご存じないのかもしれません。しかし、いくつ医療学会があり、情報交換や共有が積極的に行われています。

日本皮膚科学会では、
男性型および女性型脱毛診療ガイドライン
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
円形脱毛症診療ガイドライン
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf
が発表されています。

他に毛髪科学研究会(毛髪科学研究会 Society for Hair Science Research (shsr.jp))は、100名以上の皮膚科、毛髪疾患に興味を持つ臨床医、基礎医学分野や企業の研究者会員を持ち、毎年学術集会を開いています。
ここでは、国際会議も催され、2017年の京都で行われた第10回世界毛髪研究会議 WCHR2017には、親和クリニックの医師も講演を行っています。

また、個別の案件として最近では、2023年4月にブラジルで1500件以上の自毛植毛手術を行っている尾崎アルベルト医師が来日され、親和クリニックで行う最先端とも言える日本の自毛植毛手術や患者ファーストな倫理観などの取り組みを見学されています。親和クリニックでは学術会議以外にもこういった個別の医療交流も行っています。

日本はもちろん世界でも新しい取り組みが行われていますので、親和クリニックでは、情報を積極的に入手し、良いものを活かせる環境を整えています。

自毛植毛の書籍について、選ぶポイントはありますか?
本格的に薄毛が目立ちはじめたので、自毛植毛手術などの専門治療を受けようと思っています。ただ、その前に書籍などを読んでみたいと思います。
書籍を選ぶポイントはありますか?

あくまで私見になりますが、いくつか注意点を挙げさせていただきます。
色々読まれることが良いように思いますが、簡単な注意点だけをいくつか挙げます。

  1. 1.医師が書いていること
  2. 2.あまり昔に出版されたものでないこと
  3. 3.出来れば1冊でなく数冊を読んでみること

1.「医師が書いていること」
当たり前だと考えがちですが、実は書籍を見ると自毛植毛手術の体験者であったり、健康記事のライターであったりと医師以外の著者も目立ちます。
治療のためのプロの専門知識を得るために書籍を探されているはずですから、著者のプロフィールをしっかり確認するべきです。

2.「あまり昔に出版されたものでないこと」
自毛植毛は新しい考え方や技術がどんどん進歩して行く可能性のある医療分野です。そのため、あまり昔に出版された書籍だと現況に即さない可能性があります。最新の書籍が必ず素晴らしいわけではありませんが、あまり古いものは参考にされない方が得策です。

3.「1冊ではなく数冊読んでみること」
1冊だけでは場合によって偏った知識になってしまうこともあります。数冊を読んで比較することで、客観的な知識を身に着けることが出来るはずです。

親和クリニックでは、以前に下記の書籍を上梓しています。よろしければ参考にされてください。

参考1)『薄毛革命 「自毛主義」のすすめ』
薄毛革命 「自毛主義」のすすめ | 音田 正光 |本 | 通販 | Amazon

参考2)『薄毛は医療で治す』
薄毛は医療で治す | 話題の本ドットコム(wadainohon.com)

植毛した髪はどのくらいで伸びますか?
自毛植毛手術を行った後、移植した髪の毛はどれくらいで伸びますか?

術後半年程で、新しく生え始めた毛が3㎝前後に成長します。その後は、1ヶ月1㎝ペースで伸び、太さも出てきます。最終完成するまでは、1年間を要します。

手術後の経過には個人差があるのですが、移植した髪が、1ヶ月~4ヶ月の間に一度抜けてから、新たな髪に生え変わります。

成長速度にも個人差がありますが、周りの髪と同じ速度で伸びると考えてください。一般的に髪は1ヶ月で1cm程度、早い方で1.5cm程度成長します。
そのため、髪が生え揃い見た目の変化を実感するのには6ヶ月、最終完成には1年、必要だと説明しています。

ちなみにはじめに生えてきた髪にクセがある場合もありますが、何度か生え変わる中で、クセが落ち着いてくることがほとんどです。
ご自身の髪の毛なので、気になる場合は、アイロンでセットしたり、ストレートパーマやおしゃれパーマをかけたり、何でも工夫はしていただけます。

これまで人工毛植毛をしているのですが、何かと皮膚トラブルを起こしてしまい、何度か抜去しました。ランニングコストもかなりかかっており、自毛植毛を考えているのですが、今残っている人工毛髪はどうしたらいいのでしょうか?

人工毛による植毛は拒絶反応を起こしやすく、感染症などの皮膚トラブルになることがあります。そうなると移植した人工毛は抜去しなくてはなりません。実際に同じようなトラブルを起こし、自毛植毛に切り替えた方は多くいらっしゃいますが、自毛植毛を受ける前に残っている人工毛は抜去しなくてはなりません。人工毛の移植は頭皮の中に植えるだけではなく、頭皮内で複雑なため、人工毛植毛を受けたところで抜去するのが一番望ましいです。

側頭部に子供の頃にできた傷があり髪の毛が生えていません。こうした傷跡に髪の毛を移植することはできますか?

手術痕やケガなどで髪の毛が生えてこなくなる症状を瘢痕(はんこん)性脱毛症といいます。こうしたケガなどにより脱毛している部分に自毛植毛することができます

2年ほど前に他の植毛クリニックでメスを使う自毛植毛手術を受けたのですが、植えた本数の半分も生えてきませんでした。もう一度自毛植毛を受けたいのですが、同じような結果にはなりませんか?

メスを使用した自毛植毛ということであれば、おそらくFUTという自毛植毛手術だと思います。このFUTという術式は、株を採取するためメスを使って後頭部や側頭部から皮膚ごと切り取り、そこから移植する株を切り分けて移植する方法です。この切り分け作業の際に移植毛を傷つけることなく作成し、移植できればいいのですが、担当者の技術の練度によっては組織を傷つけてしまうこともあります。そうなると、組織自体がダメージを受けて、移植しても生着せずに抜け落ちるということもあります。また、移植する医師の技術によっても移植毛の生着率は変わってきます。

 当院では医師がメスを使用せずに後頭部から株を採取し、移植する方法です。もちろん同じように医師の技術が高くなければ生着率も低くなってしまいますが、当院の医師は豊富な症例と経験に基づいた手術を行っています。当院の自毛植毛《MIRAI法》の特徴である<高密度の植毛>結果を出すのが難しいとされる<頭頂部への大量植毛>は、しっかりとした植毛技術がなければ実現できないものです。同じように他のクリニックで満足できなかった方も、2度目の自毛植毛を当院で受けられている方も多くいらっしゃいます。不安な点やご不明な点など、カウンセリングで詳しくご説明差し上げております。是非、お気軽にお越しください。

女性でも自毛植毛は受けられますか?

女性の方も自毛植毛手術を受けられます。当院では薄毛に悩む女性の方も多くいらっしゃいます。最近では若い女性の方も多く、ウィッグなどでは根本的に薄毛を治せないということで、自毛植毛の手術を選択されるケースが多いようです。女性の場合、髪の毛の分け目の部分や、生え際のラインの修正を希望される方も多く “もっと女性的な生え際にしたい”とデザインの修正的なご希望もあります。当院の自毛植毛手術であれば、そうした女性の繊細な植毛も可能になります。

事例を見るとびっくりするような変化がある方もいます。本物ですか?

AGAの影響もあり、自毛植毛手術を検討しています。薄毛治療の専門クリニックのHPを見ると事例写真が掲載されていますが、びっくりするような変化がある方もいます。あれは、本物の写真でしょうか?
写真加工が容易な時代なので、どうしても疑ってしまいます。

事例掲載写真は本物です。もし、本物でないなら、医療広告ガイドラインに抵触します。

確かに色々な加工アプリがありますので、写真加工をしていなか疑われる気持ちも分かります。しかし、事例写真が、加工されて髪の毛が増えているというようなことはありません。
それは、いわゆる医療広告ガイドラインに広告に関する規定が示されていて、それに違反すると規制の対象になってしまいます。

ですから、事例を掲載するクリニックは、広告用のモニターを募集し、定められたルールに従い、メリットだけではなくその治療にかかった費用やリスクも正確に記載する必要があります。また、ただ掲載されているだけではNGで、しっかり閲覧者が読めるよう配慮されていなくてはいけません。そういった基準をクリアさせてHP等に掲載しているので、写真に加工がされていることはありません。逆にそういったリスクの掲載がなかったり、読みづらいようになっていたりしたら、疑ってみる必要があるかもしれません。
専門クリニックサイトのいくつかを注意深く比較しながら、見ていれば、どのサイトも上記内容に注意していることが分かるはずです。

事例はあくまで事例です。人によって状態は違いますので、必ず同じようになるとは限りません。ただ、参考資料としては、重要なものですので、是非ご活用ください。

参考)引用掲載
医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針
(医療広告ガイドライン)令和3年4月1日通知 第3章(7)

(7) 治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等 省令第1条の9第2号に規定する「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等の広告をしてはならないこと」とは、いわゆるビフォーアフ ター写真等を意味するものであるが、個々の患者の状態等により当然に治療等の結果は異なるものであることを踏まえ、誤認させるおそれがある写真等については医療広告としては認められない。また、術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を付した場合についてはこれに当たらない。さらに、当該情報の掲載場所については、患者等にとって分かりやすいよう十分に配慮し、例えば、リンクを張った先のページへ掲載したり、利点や長所に関する情報と比べて極端に小さな 文字で掲載したりといった形式を採用してはならない。なお、治療効果に関する事項は広告可能事項ではないため、第5に定める要件を満たした限定解除の対象でない場合については、術前術後の写真等については広告できない。
薄毛の原因はAGA以外もあるのですか?
「薄毛のほとんどはAGAが原因」という言葉を耳にします。AGA以外の他の原因もあるのでしょうか?

AGA以外の原因も当然あります。薄毛の原因のうち、約3割がAGAと言われています。逆に言えば、7割は他の原因になります。

日本皮膚科学会によると男性の薄毛の原因は、AGAがその3割を占めると言います。

年代別には、20代(10%)、30代(20%)、40代(30%)、50代(40%)というおおよその内訳で、年齢を経るにつれてAGAを原因とする薄毛が増えていく傾向にあります。
要するに日本皮膚科学会のデータを参考にすれば、7割がAGA以外の別の原因となります。

また、実際に診断するといくつかの原因が重なって状態を悪化させている場合もあります。そのため、原因はこれと簡単には言い切れないと言えます。

参考までに代表的な薄毛の原因を挙げると、
  • AGA(男性型脱毛症)
  • びまん性脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 薬剤性脱毛症
  • 放射線障害脱毛症
  • 皮膚疾患による脱毛症
  • ホルモン異常による脱毛症
  • 栄養障害による脱毛症
  • 牽引性脱毛症
など様々です。

症状から簡単に予想できるものもありますが、見極めることが難しいものもあります。はじめの判断を間違えるとその後の治療が逆効果になることもありますので、素人判断をせず、まず専門医師に診断してもらってください。

自毛植毛と人工毛植毛の違いはなんですか?

自毛植毛とは、薄毛の原因となる男性ホルモンの影響を受けない後頭部・側頭部の毛髪を作り出す組織を、頭皮ごと採取し薄い部分に毛穴を作り移植する外科的治療法のことです。移植した毛髪が一度生着すると、移植された毛髪は半永久的に生え変わり続けます。 また、ヘアカラーやパーマなど自由に楽しむことができます。自分自身の毛髪なので拒否反応による皮膚トラブルを起こすこともありません。デメリットとしては、施術後最大限の効果を実感できるまでに1年ほどかかるということです。

一方、人工毛による植毛はナイロンやポリエステルといった合成繊維で作られた人工毛を使い、頭皮に埋め込んでいく方法です。メリットとしては髪の毛が生え揃うまでに8ヶ月から1年ほどの期間が必要となる自毛植毛に比べ、移植後すぐにフサフサの状態になります。好みの長さや量を一度に移植できるので、その日のうちに薄毛が解消されるという即効性が大きな特徴です。但し、デメリットも多く人工毛を移植するため、人体が異物と判断し拒絶反応を起こし、感染症にかかると移植した人工毛を抜かなくてはいけません。また、抜けた後は頭皮に手術跡が残るということもあり、維持するために定期的にメンテナンスが必要となり、ランニングコストがかかります。

生え際の薄毛が気になり1年ほどプロペシアを服用していましたが、全く効果がありません。今、自毛植毛の手術を考えているのですが、プロペシアが効かなくても自毛植毛で髪の毛は生えてくるのでしょうか?

AGA(男性型脱毛症)の治療薬として使用されているのがプロペシアですが、このプロペシアは薄毛の要因である男性ホルモン“DHT(ジヒドロテストステロン)の影響による脱毛作用を抑えるもので、発毛させることはできません。頭頂部などの細くなっているが残存している毛髪には効果が認められますが、生え際などのAGAの進行があまりにも進んでおり、既に毛根から毛髪が生えていない部分には、頭頂部ほどの効果を得るには効果が少なくなってしまうのです。自毛植毛は薄毛の原因とされるDHTの影響を受けない後頭部や側頭部の毛髪を、毛髪を作り出す組織ごと移植するので、既に毛根がない部分へ移植してもしっかりと生着し髪の毛が生えてきます。同じお悩みを抱え当院へカウンセリ ングへご相談に来る方も多く、皆さんご納得いただいた上で施術を受けられその効果を実感されています。

手術に関する質問

自毛植毛手術は、いつから行わられていた手術なのですか?

鏡に映る自分の姿を見て、地肌が目立つのがストレスです。
思い切って自毛植毛手術を受けようかと考えていますが、自毛植毛手術はいつから行われていたのかが気になります。10年前くらいにはなかったような気もしますが、あまり新しい手術法だとまだまだ想定外があるような気もしてしまいます。いつから行われてきた手術なのですか?

植毛手術の歴史は深いですが、日本で本格的に行われ始めたのは、2000年に入ってからになります。

ジュリアス・シーザーも薄毛で悩んでいて、シーザーカットと言われる薄毛が目立たない髪型にしていたり、権力を得てからは生え際を隠すために月桂冠をつけていたりしたと言われています。このように薄毛は昔からある悩みで、自分の髪を植え替えると言うアイデアは、相当古くからあったのではないかと思います。
ただ、実際に確認できるものとしては、1959年にアメリカ人医師のN・オーレントライヒ「パンチグラフト法」という植毛術を発表し、60年代以降世界的に広がっていったことが挙げられます。ちなみにこの「パンチグラフト法」の生みの親は日本人の奥田庄二医師で、1939年に火傷のため頭髪を失った患者に対して手術を施し、論文を発表した記録があります。確認出来る限りでは、世界で初めて自毛植毛手術を行った事例ではないかと思われます。

このように研究自体は1939年、少なくとも1959年には行われていましたが、日本の専門クリニックで本格的に自毛植毛手術が行われるようになったのは、2000年台前半になってからになります。

親和クリニックには、本格的に日本で自毛植毛手術が行われた草創期から、実務にかかわる医師もおり、多くの経験や知識を共有しています。

女性も自毛植毛手術を受けるのでしょうか?

鏡を見るたびに髪が薄くなったなと思ってしまいます。以前は髪が自慢だっただけにショックが大きいです。女性もクリニックで相談し、自毛植毛手術を受けるのでしょうか?

女性も自毛植毛手術を受けられています。

「確かに自毛植毛手術受けられる方は、男性が圧倒的に多いです。しかし実際に相談に訪れる方は毎年増えています。

男性は主に薄毛が進行したことにより、相談に来院されることがほとんどですが、女性の場合、薄毛の悩みはもちろん、他の理由でも来院されます。

例えば、「生え際のラインを変えたい」、「リフトアップで出来た傷跡を改善したい」などは、男性ではほとんどない、女性特有のご相談ではないでしょうか。

更年期を境にホルモンバランスが変わり、脱毛が起こることもあります。また、ストレス過多の社会の影響で、男性だけでなく、女性の薄毛についての悩みも増えています。

親和クリニックでは、「女性の自毛植毛なら親和クリニックforレディース」として、情報発信やお問合せに対応していますので、お悩みがある場合は、お気軽にお問合せいただければと思います。

自毛植毛で移植した毛髪がくせ毛になるという噂がありました。本当ですか?

今度、自毛植毛手術を受ける予定です。ザッピングしていたら、自毛植毛手術後に生える毛髪はくせ毛になる場合があるという噂を目にしました。折角手術を受けても酷いくせ毛になってしまうなら、手術をする意味がなくなってしまいます。このくせ毛になるという噂は本当でしょうか?

情報通りくせ毛になる可能性はあります。ただし、とても強いくせ毛ではなく、うねりが出る程度であることが多いです。

自毛植毛手術の後で生えてきた髪がくせ毛になる場合は確かにあります。
ただし、うねりが出る程度になることが大部分で、縮毛のようなとても強いくせになることはほとんどありません。どの程度のくせが生じるかは、個人差が存在しますので、抽象的な書き方になってしまいます。

また、そのようなくせ毛になった場合でも多くは髪が生え変わるうちにくせが落ち着きます。

移植した毛髪がくせ毛になる理由は、まだ明確ではありません。
くせがどうしても気になる場合は、自分の髪ですので、ストレートパーマをかけることもできます。
こういった柔軟な対応が可能なことも自毛植毛手術の特徴と言えます。

モニターでの顔出しリスクはありますか?

自毛植毛手術の費用を安くするためにモニターに応募しようと考えています。
顔を出すリスクはありますか?

何をリスクと考えるかだと思いますので、一概には断定できません。

リスクという言葉の示す範囲が広いので一概には判断できません。例えば、顔を出すことで、命の危険があると言うことは基本的にありません。しかし、顔をだすモニターだとお知り合いが写真等を見た場合に手術をしたことが知られるということは事実です。これをリスクととらえるかは、その方次第ではないでしょうか。

手述を受ける方は、大きく2つの傾向に分かれます。手術したことをオープンにされる方と最後まで隠し通したい方です。これはどちらが正しいとか間違っているということではなく、あくまで個人の価値観によります。隠したい方の中には職場だけでなく、家族にも知られたくないと言う方もいらっしゃいます。オープンな方の中には、手術を受ける前からまわりに話しをされているという場合もあるようです。

ご質問者がどちらのグループに入る価値観かはわかりませんが、オープンにされるグループに当てはまるならば、リスクと考えられるものはないのではないでしょうか。逆にどちらかと言えば、隠したいグループに入ると認識される方は、顔出しモニターを希望されない方がよろしいと思います。費用が安くなるからといって、そのことで新しいストレスを抱えてしまっては、意味がありません。

ただ、顔出しモニターをされる方は、長く薄毛で悩んでいて、自分が自毛植毛手術をしてその悩みから解放されたため、同じような境遇にある方にこの方法を教えてあげたいと考えている方が多くいます。

もし、手術を受けることをオープンにできるグループに自分が当てはまるとお考えなら、顔出しモニターも是非ご検討いただければと思います。

植毛手術の広告を見ていると「メスを使わない」という表現がありましたが、以前はメスを使っていたのですか?
自毛植毛手術についてインターネットで調べていると「メスを使わない」、「切らない」等の表現がありました。以前は、メスで切開するような手術を行っていたのですか?

はい、昔は、メスを使って後頭部の頭皮を切開する手術法が主流でした。

薄毛治療のための自毛植毛手術が、現在のように専門クリニックで本格的に行われるようになったのは、2000年代に入ってからになります。それまでも植毛手術は行われていましたが、専門とする医療機関がほとんど無く、症例数も比較にならないほど小さなものでした。

この自毛植毛手術が本格化した時期に多く行われていた手術方法が、一般的にFUSS法と言われる手術法です。
この手術法では、後頭部の皮膚をメスで木の葉のように切り取り、切り取った頭皮を一株一株、株分けし、薄毛部分に移植します。
切り取った後は、上下の皮膚を縫い合わせます。切り取った分の頭皮が短くなるため、術後、頭皮に強いツッパリ感を感じたり、メスで切開するため、長期間、強い痛みが残る場合があったりしました。
多くの移植毛を一度に採取できるため、大量の移植毛が必要な場合に適している等のメリットはありましたが、その分、身体への負担も大きいというデメリットもありました。

これに対して、現在主流のFUE法は、特殊な医療器具で移植毛を一株ずつ採取する方法です。患者への身体の負担が小さいというメリットがありましたが、大量の移植毛が必要な手術では、一株ずつ医師が採取するため、FUSS法と比べ移植毛採取に時間がかかり、その分手術費用が高くなるというデメリットがありました。そのため、当初多く選ばれる手術法ではありませんでした。

2つの手術法が平行して行われる時期がしばらく続きましたが、結果的に現在では、身体への負担が少ない「メスを使わない」、「切らない」FUE方法が主流となっています。

マイクロブパンチブレードの細さのメリットは何ですか?デメリットはありますか?
自毛植毛手術について調べていたら、マイクロパンチブレードという器具の細さについての記事がありました。すごく革新的なことだとはわかったのですが、そのメリットは何ですか?デメリットはないのですか?

移植株を採取する際のメリットは傷口が小さくなることで、患部回復が早く、負担が小さくなります。また、移植する際は、密度を高く移植できます。
デメリットは、取り扱いがより繊細になるため、医師や看護師に技術や経験が必要となります。

親和クリニックでは、0.5mm-0.6mmと国内最小級のマイクロパンチブレードを自毛植毛手術に使用しています。この医療器具の細さが注目されるのは、自毛植毛手術を行った際の結果と結びつくからです。
薄毛治療、AGA治療のために自毛植毛手術を行いますが、手術の過程は、移植株を採取する過程と採取した株を植え付ける過程の大きく2つの工程に分かれます。そのどちらにもマイクロパンチブレードが使用されます。

移植毛を採取する過程では、後頭部の移植に適した毛髪を細胞ごとくり貫くように採取します。そのため、マイクロパンチブレードの径が小さいほど、傷口が小さくなります。当たり前ですが、傷口が小さければ、小さいほど、回復しやすく体への負担は小さくなります。ただし、技術が低いと細胞を良い状態で採取できない可能性もあり、その取扱いは医師の経験や技術が必要な医療器具と言えます。
採取した株を植える際は、マイクロパンチブレードで移植ホールと呼ばれる穴を作り、そこへ移植株を植えていきます。マイクロブレードのサイズは、移植ホールの大きさに直結しますので、小さければ、小さいほど間隔をつめて作成できるため、高密度移植が可能になります。しかし、これも医師や看護師の技術や経験が影響します。移植ホールの間隔を詰めすぎると移植する株や、まわりの毛髪に悪影響を与えてしまう場合もあります。

技術を持った医師、看護師であれば、マイクロブパンチブレードの細さは、何より、患者様への身体の負担が小さいという点で、大きなメリットであると考えられます。

顔を出さなくてもモニターは可能でしょうか?

AGA治療のため、自毛植毛手術を受けようと考えています。費用を抑えるためモニターに応募しようと思いますが、顔を出さなくてもモニターは可能でしょうか?

親和クリニックでは、顔を出さなくて良い20%OFFのモニタープランをご用意いたしております。20%・30%・50%、それぞれのご優待率によって、開示内容・価格が異なります。

下記にまとめましたので、参考になさってみてください。
モニターにご参加頂くことで、自毛植毛手術を受けたいと考えている方々の具体的な参考資料となりますので、宜しければ、ぜひご応募ください。

  1. ① 50%OFFプラン …1000株植毛した場合60.5万円(税込)
    ●掲載内容
    顔写真、部位写真、体験談
    ●掲載メディア
    パンフレット、院内資料、HP、テレビ、雑誌を含む媒体
  2. ② 30%OFFプラン …1000株植毛した場合84.7万円(税込)
    ●掲載内容
    顔写真、部位写真、体験談
    ●掲載メディア
    パンフレット、院内資料、HP
  3. ③ 20%OFFプラン …1000株植毛した場合96.8万円(税込)
    ●掲載内容
    部位写真、体験談
    ●掲載メディア
    パンフレット、院内資料、HP

※部位写真…手術部位を中心に撮影します。顔が分からないよう目を外した写真になります。

自分の髪を培養して移植するような手術は可能なのでしょうか?

薄毛治療のため、自毛植毛手術が有効なことが分かったのですが、毛髪の移動であり、総数が増えるわけではないと知りました。実際に自分の髪を培養して増やすようなことは出来ないのでしょうか。

現在は、そのような技術はありません。
ご質問にあった技術は、残念ながら現在はありません。しかし、将来はそういった技術も開発される可能性はあります。

実際に横浜国立大学の福田淳二教授をプロジェクトリーダーとしたグループが2022年10月にアメリカの科学雑誌「サイエンス・アドバンシズ」に体の外で人工的に髪の毛を作り出すことにマウス実験で成功したと発表しました。

NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221022/1000086075.html(リンク切れ)

この発表によると培養した毛をマウスに移植すると一度抜けても生え変わる仕組みを持った毛包を含む一定の長さがある毛を、ほぼ100%の精度で人工的に作ることに成功したと言います。

この技術が発展すれば、例えば、AGA治療のために数本の髪を採取し、それを培養して、希望の場所へ希望の本数を移植できるようになり、現在の自毛植毛の制約なく、自毛植毛手術の発展型の手術が可能になるかもしれません。

ただ、マウス実験の段階です。実用化までにはまだまだ研究が必要な状態です。

自毛植毛は後頭部を刈り上げなくてはできないと聞いたのですが・・・。

通常のメスを使用しない自毛植毛の場合、仰る通り後頭部をバリカンで短く刈り上げて移植毛を採取するのですが、当院のナチュラルカバーリング法《NC-MIRAI法》は、後頭部を短く刈り上げないで毛髪を採取することができます。ドクターが自ら移植毛をチョイスし毛髪1本1本を丁寧に採取するので、刈り上げずに植毛ができるのです。後頭部を短く刈り上げることに抵抗がある方や女性の方、また他人にバレずに自毛植毛を受けたいという方にオススメの手術方法になります。

手術費用の支払いはクレジットカードでも大丈夫ですか?

当院では各種クレジットカード、アリペイなどご使用になれます。また、利率の低い優良メディカルローンもご利用になれます。

一度の手術でどのくらいの髪の毛を移植することができますか?

自毛植毛《MIRAI法》は1度の手術でおよそ4,000株の移植が可能です。毛髪に換算するとおよそ10,000本になります。もちろん日帰りで受けることができます。また、移植のための毛穴を作成するのに、直径0.6mmの超極細マイクロパンチブレードを使用することで、他の自毛植毛術では実現不可能な高密度の移植を可能にしています。ですから、当院の自毛植毛は高密度の移植により“密度の濃いより自然なボリューム感”を実現しているのです。

遠方からの場合交通費や宿泊費を出してもらえるのでしょうか?

当院でも遠方からいらっしゃる方が少しでも気軽にお越しいただけるよう、交通費・宿泊費補助制度を設けており、交通費と宿泊費の一部を補助いたします。補助額には上限を設定させていただいておりますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。

手術を受けたいのですが、他人にばれたくないのですが。

当院の自毛植毛《NC-MIRAI法》は切らない自毛植毛《MIRAI法》をさらに進化させた自毛植毛法です。通常は移植毛を採取する後頭部をバリカンで刈り上げるのですが、このNC-MIRAI法は採取部を刈り上げずに採取する方法です。ですから、手術後のカバーシート(部分カツラ)も必要ありません。翌日からこれまで通りの髪で日常生活に戻れます。手術後の髪型を変えることがないので“誰にも知られずに”自毛植毛の手術が受けられます。

AGA(男性型脱毛症)に関する質問

薬剤治療だけではハゲが治らないとは本当ですか?

薄毛が大分気になっています。薬剤治療で治したいのですが、薬剤治療だけではハゲが治らないと書いてある資料を見ました。本当ですか?

AGAの場合、薬剤治療は効果的です。しかし、どんな薬剤治療も毛根までなくなってしまった場所に髪を復活させることはできません。そういった場合は、自毛植毛手術が有効です。

AGAが原因の薄毛について、既存毛を維持する為には、薬剤治療は有効な方法です。主に内服薬と外用薬に分かれます。
プロペシアやザガーロなどの内服薬は、AGAの脱毛プロセスに関与し、原因となるDHT生成を阻害します。つまり、脱毛の原因を阻害することで、薄毛の進行をくいとめます。

ミノキシジルが主成分となる外用薬は、毛細血管を拡張し、血行を改善します。道路がスムーズに流れるとたくさんの荷物が運べることと同じように、血行が改善されると毛髪に栄養がたくさん届き、太く丈夫な毛髪が育ちます。

しかし、このどちらも毛根がなくなってしまった場所に髪を生えさせる効果はありません。ある程度進行してしまった薄毛は、薬剤治療だけでは、満足のいくような状態まで改善しない場合が多くあります。
そのような場合、自毛植毛手術が有効です。

自毛植毛手術は、毛根がなくなってしまった部分に、髪を作る細胞ごと移植します。
そのため、髪がなくなってしまった部分に髪を生やすことができ、薄毛改善に大きな役割を果たします。

AGA治療の方法は、どんなものがありますか?
薄毛が進行してきたため、どうにかしたいと思います。実際にAGA治療の方法はどんなものがありますか?

基本的な治療法は、自毛植毛手術、と 薬物治療になります。

専門クリニックのHPを見ると色々な治療法がありますが、日本皮膚科学会がすすめる具体的な方法は、自毛植毛手術と薬物治療になります。

プロペシアやデュタステリド、ミノキシジルを使った薬物治療は、日本皮膚科学会も行うよう強く勧めると評価しています。
実際に薬物治療だけでも既存毛を維持し、太く成長させるには一定の効果が望めますが、濃度の高いものを長期間服用するような方法にはどうしてもリスクが気になります。

そのため、薄毛がある程度進行してしまっている状況では、薬物治療と自毛植毛手術を併用して行う方が、満足いく状態への改善が期待出来ます。皮膚科学会では、AGA治療について自毛植毛手術を行うよう勧めると評価しています。

他にメソセラピーといわれるような成長因子を使った治療を行う専門クリニックもあります。しかし、皮膚科学会では、有効なエビデンスがない、行わないほうがよい治療として評価しています。

また、人工毛の植毛は、アメリカなどでは禁止されているトラブルの多い治療法です。日本では規制されていませんが、薄毛の改善ではなく、改悪に繋がるものですので、絶対に行わないでください。

「リアップ」以外の商品も効果があるのですか?

私は大正製薬の「リアップ」を使っています。効果も感じているのですが、薬局へ行くと他の商品もあり、最近は値段も安いので切り替えも考えています。
他の商品も同じように効果があるのでしょうか?

他の商品でも効果のあるものはあります。ただし【ミノキシジル】が含まれているものに限ります。有効成分を確認し、使い比べてみても良いと思います。

AGAの塗布型の治療薬として、「リアップ」があります。大正製薬が製造し、国内市場を独占していました。しかし、有効成分のミノキシジルに関しての特許が切れたことから、2018年より多くのミノキシジルのジェネリック商品が発売されるようになりました。

商品についても値段はもとより、有効成分であるミノキシジルの配合量、他の成分の追加など、特徴ある商品も多くあります。

値段だけの比較ではなく、どんな成分が使われていて、どういう特徴があるのかをよく把握してから、実際に使ってみて自分に合うかを確かめてみても良いのではないでしょうか。

親和クリニックでは、当院の中山医師が開発に関与した塗布型の「ハイブリッドミノキシジル」をおススメしています。
院内独自製法により、頭皮での滞留時間が長く、浸透しやすく、べたつきが少ないことが特徴の商品です。

プロペシアは効果が出るまで半年以上服用する必要あると言います。何故ですか?

プロペシアは服用し始めて、個人差があるものの半年以上経たないと効果が実感できないと聞きました。その理由は何故でしょうか?

ヘアサイクルを正常に戻し、正常な毛髪が生えそろうために半年以上の時間が必要なためです。

プロペシアが薬剤名で、その有効成分がフィナステリドです。
ご質問についての答えですが、これを示すには、何故プロペシアがAGAを治療できるのかという仕組みを理解する必要があります。
AGAの進行プロセスは、まず男性ホルモンのひとつであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びついてDHT(ジヒドロテストステロン)を生成することから始まります。次にDHTが毛乳頭の男性ホルモンレセプターと結合し、脱毛因子(TGF-β)に指令を出すことにより脱毛が起こります。
逆に言えば、このプロセスのどこかを邪魔できれば、AGAの進行を妨げることが出来ます。

実際にフィナステリドは、5αリダクターゼⅠ型(※)を抑制することにより、DHTの生成を阻害し、AGAの進行をくいとめます。
しかし、ただ1度くいとめただけでは意味がありません。毛髪は一日で生え変わり、一日で十分な長さに成長するわけではないからです。
継続してAGAの進行をくいとめることで、ヘアサイクルを正常に戻し、正常な毛髪を成長させることがプロペシアのAGA治療です。
そのため、効果が実感できるまでに半年以上の時間が必要になるというわけです。

※5αリダクターゼの一種。Ⅰ型は頭頂部や前頭部に分布。Ⅱ型は全身に分布。

カウンセリングに関する質問

来院しないとカウンセリングは受けられないのですか?
薄毛治療をしようと考えていますが、地方に住んでいて、休みも少なく、なかなか時間がとれません。遠隔で状態を確認していただくと有難いです。来院しないとカウンセリングは、受けられないでしょうか?

親和クリニックでは、遠方で来院し辛い方のために自毛植毛写真相談を行っています。(https://shinwa-clinic.jp/online_counseling/

親和クリニックは、東京以外にも名古屋、大阪、福岡でクリニックを開院しています。 しかし、それでもご質問者のように来院するには遠いと言う方もいらっしゃいます。 そこで、HPから必要事項を記入し、所定の角度で撮影をした写真をアップロードいただけば、24時間以内に治療に必要な移植株の概数とそのお見積を返信させていただく、写真相談窓口を設置しています。 スマホなどの写真で構いません。まずはこちらをご利用いただければと思います。

もし、ご来院頂ければ、患部をしっかり拝見させていただいた上で、治療法についてご説明させていただきます。どんな悩みをお持ちで、理想とするヘアラインはどんなものかを直接お聞きし、自毛植毛手術についての疑問や心配な点もご相談いただけます。ですから、AGAや自毛植毛について独自に勉強されていて、色々な疑問をお持ちの方や自毛植毛手術が実際にどんなものかを詳しく知りたい方は、やはりご来院いただいて、直接ご相談された方が、どういった治療を受けるべきかを正確にご判断を頂けるかと思います。
カウンセリングは予約制ですので、他の用事でお近くに来られるタイミングで、うまく調整いただけると効率的かもしれません。是非ご検討ください。

カウンセリング後、すぐに自毛植毛手術を受けられますか?

自毛植毛手術の有効性を知り、思い立ったら吉日と正月休みにすぐ手術を受けようと決めたのですが、他院でカウンセリングを行ったところ、手術は早くても3か月後と言われました。薄毛治療、特にAGA治療は、早い方が良いと言うのに残念です。何とかすぐに自毛植毛手術を受ける方法はありますか?

お気持ちは分かりますが、まず、手術をお受けいただく前に、カウンセリング、血液検査をお受けいただく必要があります。

ご質問者のお気持ちは良くわかります。『思い立ったら吉日』と言うお気持ちも大切です。ただ、自毛植毛手術は外科手術となりますので、まずはカウンセリングで現状確認、ご希望のイメージ等をお伺いさせていただき、術後の経過等もしっかりご理解をいただく必要があります。
また、血液検査によるメディカルチェックも、安全に手術をお受けいただくために必要なことです。
自毛植毛手術は、基本的には大きな危険を伴う手術ではありませんが、他の病気を患っていたり、健康状態が良くなかったりした場合、手術への影響や身体の負担を考え、手術を延期、中止の判断をする場合もあります。

カウンセリング、血液検査に問題がなければ、手術日程を調整します。
早めの手術を希望された場合、通常は1か月程度で調整が可能です。
しかし、ご質問者のようにお正月や大型連休などの長期休暇で手術を希望される方は多くいらっしゃいますので、そういった時期を希望される場合は、少しお待ちいただくことになることもあります。平日等でご調整いただける場合は、カウンセリングから1週間前後で日程をご案内出来ることもあります。詳しくは、カウンセリングの際にご相談ください。

薄毛治療専門クリニックのHPを見ると無料カウンセリングとあります。
何を行うのでしょうか?

最近、抜け毛が増えてきて、いよいよ育毛シャンプーだけでなく本格的な治療を行うことを検討しています。インターネットで薄毛治療専門クリニックのHPを見ると無料カウンセリングとありますが、実際にどんなことを行っているのでしょうか?
また、無料カウンセリングを受けたら、何か治療を始めないといけないのでしょうか?

医師・カウンセラーが不安に思われていることをお聞きしたり、薄毛治療の多岐にわたる相談を受けたりしています。そして、状態を見て必要な場合は、自毛植毛手術や服薬による治療のご提案を行っています。
また、カウンセリングを受けたから何かをしなくてはいけないと言うことはありません。カウンセリングを受けるだけでも今後の薄毛対策に役立ちますので、気軽にお申込み下さい。

無料カウンセリングと聞いて、費用が係らないと安心する方も、逆に無料が不安という方もいるかと思います。もちろん、各クリニックによって内容は違うかと思いますので、一例として、親和クリニックで行っている無料カウンセリングについて紹介します。

まず、無料カウンセリングにお越しいただいた方には、受付後、薄毛についての悩みや既往歴、服薬中の薬などを答える問診表をご記入いただきます。
そして、現在の状況確認のため、頭部の写真撮影を行います。

その後、医師・カウンセラーが状態を確認し、治療の必要が認められた場合、具体的に自毛植毛手術や服薬による治療のご提案を行います。治療のリスクなどもしっかりとお話しをします。また、ご質問をいただければ、医学的な観点から疑問に思われことについて説明し、費用や治療の流れなどの詳細を説明します。AGAや薄毛に関する知識、普段の食生活について等、気になることはなんでもご相談していただき、必要な場合はアドバイスをさせていただいております。

ただ薄毛の不安を募らせいても何も解決しませんが、無料カウンセリングをお受けいただければ、悩みを解消する第一歩になるはずです。

カウンセリングを受けてすぐに手術ができますか?

初診日のカウンセリングにお越しの際に血液検査を受けていただきますので、手術はその結果を待ってからということになります。この血液検査では現在の身体の状態を検査するもので(肝機能や感染症など)安全に植毛の手術を行うために実施します。この血液検査に3日ほど時間がかかるため、カウンセリングから3日後以降に手術の日程を設定していきます。

術後についての質問

翌日シャンプーはどのクリニックでも行っていますか?
親和クリニックは、自毛植毛手術を受けた翌日、シャンプーのサービスがあります。どのクリニックでも同様のサービスを行っているのですか?
それとも独自のものですか?

美容師資格をもった担当がシャンプーしているのは、独自のメニューです。

親和クリニックでは、開院当初から自毛植毛手術を受けた後に美容師資格を持った担当が、翌日シャンプーの方法を指導しています。

これは、手術直後のデリケートな頭皮のシャンプーのやり方分からない、不安だという要望に応えたものですが、実際に患部の回復にも役立ちます。

最新の創傷治癒理論では、洗髪により移植部分の「かさぶた」の形成を防ぐことが出来るため、回復が早くなると言います。

実際に指導を受けた方からも「非常に役立った」、「不安なく洗髪できるようになった」という前向きの評価を頂いています。

他の専門クリニックでは、美容師の資格者が指導しているという例をまだ聞きませんが、是非導入していただきたいと思います。

仕事を休めませんが、植毛手術は可能でしょうか?

薄毛が広がってきていて、自毛植毛手術を行いたいと思っています。しかし、WEBデザインの仕事が忙しく、週末以外休みが取れません。大きな手術を受けたことがありませんので、どれくらいで仕事復帰は可能でしょうか?

移植するグラフト数や個人差、お仕事内容にもよりますが、翌日からお仕事される方も多くおります。

親和クリニックでは、自毛植毛手術を受けたモニターの方にインタビューし、症例としてHPで報告しています。(参考:自毛植毛の症例・インタビュー https://shinwa-clinic.jp/result/
その中の仕事の復帰時期についても質問しています。

例えば、あるユーチューバーは、手術当日の夜には配信をしたと答えています。
ただ、本人もインタビューでお話しされているように麻酔が残っていて、長い時間配信が出来なかったと言います。翌日からは問題なく配信出来たとお話しをされていますが、手術当日は、疲れもありますので、ゆっくりお休みになられた方が良いと思います。デスクワークのように体を動かさない仕事であれば、翌日から仕事をされても問題ありません。

親和クリニックで行う自毛植毛手術は、基本的に日帰り手術になります。通常は午前中に来院され手術を行い、遅くても夕方には帰宅されます。そして、出来ましたら翌日、当院で専門スタッフによる洗髪を受けていただいております。
洗髪は必ず受けていただかなくてはいけないものではありませんが、正しい洗髪を行うと手術後の回復が早くなること、また、正しい方法を実際に洗髪しながらお教え出来るためご来院されることをおススメしています。

もし、ご質問者が、当院で自毛植毛手術を行うなら、土曜日に手術を行い、翌日に洗髪。月曜日からはお仕事というスケジュールが組めるのではないでしょうか。
ただ、移植するグラフト数や個人の体質差、またお仕事内容にもよりますので、事前にドクターとしっかり相談を行い、ご検討頂ければと思います。

また、施術後、普段通りの生活は問題ありませんが、激しい運動は3,4日間ほど避けましょう。体を激しく動かすことを控えた方がいい理由は、血行が促進されることによって、手術によって生じた傷が開いてしまうことが考えられるからです。同じ理由で肉体労働に限らず、スポーツも控えましょう。

運動ができる術後の日数の目安は、それぞれの症状や手術の内容によっても違いますが、術後4日間は運動は軽めであっても控えた方が無難です。
5日目から7日目以降は、ウォーキングやサイクリング、ジョギング程度の軽めの運動なら可能となります。

ただし、サッカーなど激しく体を動かすスポーツは、1~2週間程度は控えるべきです。 サッカーのヘディングなど、頭皮をこする可能性のある動作は、少なくとも1か月以上は控えた方が賢明です。

自毛植毛手術を行ったら、飲酒禁止は本当ですか?

自毛植毛手術を行ったら、飲酒禁止というフレーズを目にしました。
手術を考えていましたが、飲酒禁止は無理そうです。
本当に手術を行ったら、その後は飲酒できないのでしょうか?

手術後の3~4日間は過度な飲酒は禁止です。

お酒が好きな方にとっては大問題ですね。それでは手術とお酒の問題についてお答えします。
自毛植毛手術は、日帰りできる手術で、他の手術と比べても身体への負担が少ない手術です。しかし、術後は、小さいながらも傷があり、ケガを負った後と同様の状態です。飲酒によって血流が良くなり、ズキズキ痛みが出たり、出血をぶり返したりする可能性があります。そのため、過度な飲酒は3~4日間は禁止となります。
同じ理由で、激しい運動、長い時間の入浴、頭皮への刺激は避けるようにお願いしています。
術後の痛みを助長せず、過ごしやすくするためでもありますので、数日間のみ、ご辛抱いただければと思います。

自毛植毛手術をした後、通院しなくて良いというのは本当ですか?
薬剤治療や増毛と違い、自毛植毛は術後にメンテナンスのため、通院する必要ないと言うのは本当ですか?

はい、自毛植毛手術後は、特にメンテナンスのための通院は必要ありません。

薄毛治療は、植毛手術や薬剤治療、増毛など色々な方法があります。
その中で、自毛植毛手術は、施術後の定期的なメンテナンスが必要ありません。

まず、親和クリニックでは、手術翌日に洗髪・消毒のためご来院いただきます。
その後、MIRAI法で後頭部の刈り上げ部分をカバーシートで隠す術式をご選択いただいた場合は、カバーシートの調整や取外しの為に数回ご来院いただく必要がありますが、カバーシートをご選択されない場合は、次にご来院いただくのは、術後半年検診となります。

この検診に関しましては、術後の経過確認の為、可能であればご来院いただくようお願いしておりますが、特にメンテナンスのための定期的な通院は必要ありません。

それに対して、薬剤治療や増毛等は、医療機関や専門施設での定期的な治療やメンテナンスが必要になります。これは、期限があるものではなく、薄毛対策を続ける限り続くことになります。
親和クリニックでは、その料金の比較資料も発表しています。

参考)親和クリニック 薄毛対策を徹底比較
https://shinwa-clinic.jp/pickup/special_interview/

この資料では、10年薬剤治療を続けた場合、220万、増毛の場合230万円のメンテナンス費用がかかると示されています。
こうした比較データを見るとある程度のタイムスパンで考えれば、自毛植毛手術は割高な方法ではないことが分かります。

薄毛治療のため、自毛植毛手術をした後、スタイリング剤を使ったり、パーマやカラーリングをしたりしても良いのですか?

AGAが進行していて、薄毛治療のため、自毛植毛手術を受けるつもりです。ただ、手術自体がはじめてのこともあり、スタイリング剤を使ったり、パーマやカラーリングしたり出来なくなってしまわないかが不安です。そういったことをしても良いのですか?

はい、好みの髪型を楽しんでいただいてかまいません。
ただし、手術直後の3日間は気を付ける必要があります。

AGA治療、薄毛治療のために自毛植毛手術を受けた後は、基本的には、自分の好きな髪型を楽しんでいただいて構いません。しかし、手術直後は、傷があり頭皮がデリケートな状態ですので、3日間程はスタイリング剤等を避けていただいた方が良いです。

3~4日後には、頭皮も落ち着きますので、スタイリング剤を使ってセットしていただいて構いません。ただし、移植部の頭皮にスタイリング剤が大量に付着するような使い方はおススメできません。術後1週間経過するまでは、移植部は髪の毛の表面だけに軽くだけ使ってください。使用後は、毎日洗髪を行い、スタリング剤をしっかり落とすようにすると頭皮のトラブル防止に役立ちます。
術後1週間経過後は、普段通りにご使用いただけるようになります。

また、パーマやカラーリングは、基本的には、手術後一か月程度で可能になります。ただし、傷の治りや頭皮状態により、個人差があります。カラーリング剤やパーマ液は刺激強く、頭皮がデリケートな状態で使用するとトラブルを引き起こす可能性があります。使用するかの判断を迷うようなら、担当医師や専門スタッフに一度相談されると良いかもしれません。0

頭皮がデリケートな時期を過ぎれば、特にトラブルを心配する必要はありません。通常のヘアケアで、まわりの髪と同じように扱っていただいて大丈夫です。

術後の包帯はいつ取れるのですか?

手術が終わって帰宅される際に包帯を巻き、手術の翌日に消毒のために来院していただきます。その際に包帯は取ることができます。

手術後洗髪はいつからできますか?

基本的に翌日から洗髪することができますが、移植したところはあまり力を入れずに洗っていただく必要があります。せっかく移植した毛髪がしっかりと生着する前に抜け落ちてしまうこともあるからです。

自毛植毛の手術を検討していますが、痛みや腫れが気になっているのですが。

手術はMIRAI法、NC-MIRAI法共に局所麻酔による手術ですので、痛みを感じることはありません。麻酔のための注射の際にチクっとした痛みはありますが、すぐに麻酔が効くのでほとんど痛みを感じることはありません。当院の自毛植毛は患者様の身体への負担を軽減するために開発されており、メスを使用せずに毛根を組織ごと極細口径のマイクロパンチブレードで、1株ごと丁寧に採取するので手術後の痛みやダウンタイムが大幅に少なくなっています。術後の腫れには個人差がありますが、約1週間で治ることが多いです。

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