自毛植毛は人工毛の植毛やかつらなど、すぐに毛髪を増やすものと比較し、違和感によってばれる可能性は低いです。急に濃くなるのではなく、今までにあった毛と同じように時間をかけて徐々に濃くなっていくので、突然髪の毛が増えたという印象を持つ人はほぼいないと思われます。
しかし、だからといって誰にでもバレないかというとそうではありません。髪の量が増えますので、普段からあなたと身近に接している人であれば気付かれると思います。自毛植毛による髪の濃さの変化で分かる人にはわかります。それ以外にも染めている髪の色の変化や傷跡の状態、かつらの使用などによって、周囲に知られてしまう場合がありますので、対処法などを説明します。
自毛植毛をしたと分かるか
これは自毛植毛のグラフト数にもよります。生え際を少し植毛した程度ではまず他人には分からないでしょう。しかし、明らかに薄毛の部分(つむじなど)に大量の植毛をした場合は、やはりバレてしまいます。
ただ留意して欲しいのですが、誰にでもバレるという訳ではないということです。例えばあなたと初対面の人が自毛植毛を見破ることはまず不可能でしょう。それほど現在の植毛技術は向上しています。ここでいうバレるという表現は、植毛前に身近に接している人にほぼ限ります。その点をご了承ください。
髪の色の違いによってばれる?
自毛植毛ではかなり微妙な色合い(茶髪の地毛など)も含めて自分の髪が生えるため、これはとても自然です。この点が自毛植毛のメリットと言えます。
ただ、地毛ではない色で周囲の髪とまったく異なる色の髪が生えていたら目立ってしまいます。
しかし、自毛植毛の場合はとにかくしばらくの間は髪を染める事ができません。手術後1か月程度の時間を置く必要があります。植毛した髪の定着にとても悪影響となってしまう事からです。そのため手術前に髪を染めていた場合どうしても髪の色が異なる状態になってしまいます。
植毛前は、なるべく染髪は控えると、髪色の違和感によってばれるのを防げます。
自毛植毛の傷跡によってばれてしまう?
自毛植毛は元の毛が生えている部分にかなり傷痕が残ったり、植毛時にすごく刈り上げたりする関係で、自毛植毛の手術跡がとてもばれやすかったという面があります。多少の傷跡が残ってしまうのは仕方ない。そうお考えの人も多いと思います。
しかし親和クリニック大阪では後頭部等を刈り上げずにする植毛も行っております。こちらで施術しますと、傷跡は格段にバレにくくなります。
ただ刈り上げる自毛植毛に比べて費用が割高です。メリットを多く感じると思った場合はこちらを選択しましょう。
ヘアピース(かつら)の使用をやめるとばれる?
ヘアピースは正常の人間の髪の密度よりも30%ほど濃く作っています。その濃さに身近の人たちが慣れてしまっていると、自毛植毛後にヘアピースの使用をやめた途端、髪が不自然に薄くなったように感じられるかもしれません。
大阪梅田にある当院の自毛植毛であれば髪の毛がしっかりと生えるまで、そのままヘアピースを使用可です。伸びてきて髪を切るタイミングでヘアピースの使用を中止すると、自然に移行する事ができます。
まとめ
自毛植毛技術はここ数年で飛躍的に上がっているため、初対面の人に植毛だと見破られる心配はまずありません。身近にいる人達でさえも言われなければ分からないと思います。
ただ、きちんと髪の毛が生えそろうまでに、個人差はありますが約10カ月ほどの期間を必要とします。この間にヘアピースなどを使用していない姿を見られると、身近な人にはばれてしまうでしょう。
しかし、しっかりと生えそろってきたらほとんど心配はありません。自毛植毛後の髪の毛は自分の髪の毛なので、自然に生え変わり、自由自在なスタイリングを楽しむことができます。