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薄毛は必ずしも男性だけではなく、女性にも見られるものです。しかし特に男性に多いのが男性型脱毛症なのです。 実はこれは男性ホルモンが髪の育成を阻害するために起こるもの。
男性型脱毛症が発生する仕組みは解明されてはいないので、薬で治療は一応できますが、誰にでも同じように必ずしも効果が出るわけではないのです。
薬の効果がほとんど出なかった人に人気を集めるのが自毛植毛。今回は自毛植毛の主流であるFUT法のメリット、デメリットについて紹介します。
FUT法
今、自毛植毛を行う病院で採用されている植毛方法は「FUT法」や「FUE法」「単一植毛法」「マイクログラフト法」があります。
中でもFUT法は、AGAの先進国アメリカで主流となっている自毛植毛の方法です。日本でももメジャーなのです。
男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部の毛の穴を、薄毛の部分にメスを使い移植するというもの。
人の毛穴は1つの毛穴に、1本の毛が生えてくるのではないのです。1つの毛穴から1本の時もありますし、複数の毛が生えることも実はあります。まるごと薄毛部分に移植するのでかなり自然な仕上がりが期待できます。
FUT法のメリット
毛根の細胞だけではなく、髪を育てる最少といえる組織を1セット移植する方法です。
移植のときには毛の濃さを計算するので、自然な仕上がりが期待できます。
そして毛を育てる組織丸ごと移植するので生着率が高く、熟練の医師が行うと95%以上の確率で生着することができます。
見た目は自然のまま、割と確実に髪の毛を増やせる点がFUT法のメリット。手術は日帰りで翌日から普通の生活が送れるのもポイントです。忙しい人でも安心して受けることができます。
FUT法のデメリットは
薄毛の解消に高い効果を発揮するFUT法ですが、デメリットもあります。
電子顕微鏡が必要になるのです。最新の設備が整った病院でないと受けることができません。そのため、FUT法を行っている病院は限られます。
手作業での移植なので、半日程度の時間がかかること、費用が高くなるということも難点です。
メスを使って頭皮を切るので、ドナー細胞を取り出す部分には傷跡が残るのです。髪の毛が伸びれば見えなくなりますが、傷跡が残ることが気になる人という人はよくよく考えてから処置を受けましょう。
時間とお金をかけても薄毛を解消したいという人は、自然な仕上がりのまま生着率の高いFUT法がおすすめです。
自毛植毛は一回毛が抜ける
自毛植毛をすると、髪を植えつけた毛根がヘアサイクルを整えようとするのです。自毛植毛をすると一回植えつけた髪は一度全て抜け落ちます。目安として、自毛植毛から1ヶ月程度で髪は一坦抜け落ちます。
これは体が起こす自然現象です。髪の毛が抜け落ちてもこれについては全く問題はないのです。
自毛植毛の「ショックロス」
自毛植毛を受けた後に起こることがある副作用に、ショックロスがあります。移植部分の周囲の前から生えていた髪が、一時的に抜け落ちる現象です。ショックロスにより移植毛が抜けてしまったと考える方もいらっしゃいます。しかしそれは自然な生え変わりですのでご安心してください。
ショックロスですが、未だにその原因は解明されていません。一説では、手術による外傷的なストレスなどの影響で、発毛サイクルが乱れることが要因だと言われています。ショックロスがは、術後2週間から2ヶ月の間に起こるとされています。しかし大事なのは、ショックロスは何が何でも起こるというものではなく、起こったとしても一時的な脱落。そのためおよそ半年後にはきちんと新たな髪が生えそろうということです。
まとめ
自毛植毛、そしてFUTについて詳しく知りたい方はいつでも大阪梅田にある親和クリニック大阪院までご相談下さい。