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毛髪の弱点をカバーする美容室のサービス

髪に関する県民性調査の前半部分を以前に紹介しましたが、それに続いて後半の毛髪のケアについて紹介します。そのケアというのはシャンプーや養毛剤、マッサージといった自分でするケアのことではなくて、美容室選びのポイントと、そこで受けるサービスがメインとなっています。これについても県民性が強く現れています。

髪に関する県民性調査その2

前回の最後の調査結果は、毛髪の最も自信が持てるポイントと、最も自信がないポイントについてでしたが、これについても県民性が現れています。それについての紹介から始めることにします。
質問をしたのは自信がないポイントで回答率が高かったボリュームがない、白髪が多い、髪質(くせ毛・縮毛)についてで、都道府県別にランキング(トップ5)を発表しています。これは男女を合わせた統計となっていますが、「ボリュームがない」と回答した人が最も多かったのは1位が東京都(51.0%)、2位が島根県(48.3%)、3位が静岡県(47.3%)、4位が京都府(46.7%)、5位が鹿児島県(45.1%)の順でした。


前回の毛髪にあまり自信がない、自信がないという消極派の割合が多い「髪ネガティブな県」の結果と見比べてみると、島根県と京都府が「髪ネガティブな県」でランキングされています。これを見ると、消極派の大きな理由がボリュームのなさ(薄毛を含む)であることがわかります。
自信がないポイントとして「白髪が多い」と回答した人が最も多かったのは1位が高知県(34.8%)、2位が佐賀県(29.8%)、3位が福島県(28.3%)、4位が群馬県(26.7%)、5位が同率(25.9%)で新潟県、鳥取県、香川県でした。地域性では東日本と西日本はともに含まれていて、その違いはないようです。
これを「髪ネガティブな県」と見比べようとしたのですが、出てきたのは、自信がある、やや自信があるという積極派の割合が高い「髪ポジティブな県」だけでした。その県は高知県、群馬県、鳥取県でした。これを見ると、白髪が多いのは毛髪全体の悩みからしたら大きな問題ではないと感じている人が多いようで、染めることによって手軽に改善できるということも関係しているようです。
自信がないポイントとして「髪質(くせ毛・縮毛)」と回答した人が最も多かったのは1位が鳥取県(25.9%)、2位が大分県(25.5%)、3位が福岡県(24.6%)、4位が三重県(24.4%)、5位が山形県(23.5%)の順となっています。これと「髪ネガティブな県」を見比べると福岡県が入っていました。これに対して「髪ポジティブな県」は鳥取県、大分県、三重県で、髪質は悩みとは言いながらも、やはり薄毛と比べると、個性であって、大きな問題ではないという感覚が強いようです。

最大の要望は頭皮ケアの技術

県民性調査では「あなたが美容室を選ぶ際の基準は何ですか? 当てはまるものを全てお答えください」と聞いています。これは複数回答となっています。
最も多くの回答があったものから並べると、「料金」(72.2%)、「スタイリストの技術」(43.1%)、「アクセスの良さ」(40.5%)、「お店の雰囲気(内観・外観)」(39.8%)、「スタイリストの接しやすさ」(38.8%)、「衛生対策を徹底している」(17.1%)、「家族や知人の紹介」(11.0%)、「雑誌やwebサイトの口コミ」(7.1%)の順でした。
回答率が高かった料金、スタイリストの技術、アクセスの良さで都道府県別に見てみると、「料金を重視」と回答した人が最も多かったのは1位が沖縄県(83.7%)、2位が大阪府(81.7%)、3位が同率(78,8%)で青森県、岩手県、静岡県、兵庫県でした。
「スタイリストの技術を重視」と回答した人が最も多かったのは1位が新潟県(53.8%)、2位が京都府(51.0%)、3位が島根県(50.0%)、4位が神奈川県(49.0%)、5位が愛知県(48.1%)でした。京都府と島根県はボリュームがないことに自信が持てないと回答したトップ5に入っているので、その改善に技術を期待していることが見えてきます。「アクセスの良さを重視」と回答した人が最も多かったのは1位が奈良県(52.9%)、2位が京都府(51.0%)、3位が同率(49.0%)で東京都、神奈川県、岡山県でした。
美容室にヘアケアの技術が求められているわけですが、最後の質問として「あなたが美容室に求める付加価値は何ですか? 当てはまるものを全てお答えください」と聞いています。これは複数回答となっています。
全体では「髪や頭皮に関する専門知識」が44.5%と最も多く、「美容師の技術」(33.7%)、「頭皮や髪の状態を詳しくチェックできる」(30.8%)、「ヘッドスパなどのヘアケアメニューが充実している」(22.1%)、「シャンプーなどのヘアケア商品の取り揃え」(15.3%)、「ドリンクや雑誌などのサービスが充実」(11.0%)、「最近の機器がそろっている」(7.2%)の順でした。
「髪や頭皮に関する専門知識」は、どの地域でも一番となっていますが、その中でも北海道が53.8%と特に高くなっていました、「美容師の技術」が特に多いのは九州沖縄地方の35.9%、「頭皮や髪の状態を詳しくチェックできる」が特に多いのは近畿地方での32.9%、「ヘッドスパなどのヘアケアメニューが充実している」は特に多いのは九州沖縄地方でした。
この結果から、いかにヘアケアの技術が重視されているかがわかります。
自毛植毛手術は、白髪を移植すると白髪が生え、くせ毛を移植すると基本的にくせ毛が生えてきます。(※直毛場合でもしばらくくせ毛になることもあります。)
植毛した後、しばらくは髪の様子を見ながらカットしてくれる技術の高い美容師さんがいると安心かもしれません。

髪に関する県民性の調査
https://www.aderans.co.jp/newsrelease/detail/20210713170832.html