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女性会社員の髪ハラスメント

職場における髪ハラスメントというと、これまでは男性会社員の調査ばかりで、女性会社員の調査は手つかず状態でした。その調査に初めて取り組んだのはリーブ21で、「薄毛に悩む女性会社員が言われて嫌だったことに関する髪ハラスメント調査2022」として、薄毛に悩んでいる20〜60歳の女性会社員1000人を対象にインターネット調査が行われました。

半数以上が薄毛指摘で傷ついていた

この調査は、前年に実施された男性会社員を対象とした髪ハラスメントに続けて行われたもので、男女の違いを知ることは、毛髪業界にとっても大切なデータとなります。
初めに聞いているのは「あなたは薄毛について誰かに指摘されて嫌な気持ちになったことがありますか?」との問いで、「はい」と答えているのは51.6%、「いいえ」は48.4%でした。思った以上に多くの女性が薄毛に対する髪ハラスメントの被害者だということですが、その気持ちを抑えていることが多いために、なかなか表立っては出てこないのが実態のようです。

身近な指摘が一番きつい

薄毛を指摘されて嫌な気持ちになったことがあると回答した516人に対して、「あなたの薄毛を指摘したのは以下のうちどの方ですか?」(複数回答)と聞いています。
それによると、「職場の同僚」が28.49%と最も多く、「親・兄弟」が25.39%、「友人」が21.71%、「恋人・配偶者」が19.77%、「子供」が18.02%、「赤の他人」が6.01%、「取引先」が1.55%と続いています。
男性に比べると職場の同僚は少ないものの(男性は半数近く)、職場の同僚の内訳をみると(複数回答)上司・先輩が60.54%、同期が40.81%、部下・後輩が17.00%となっていました。身近な人から受ける髪ハラスメントが多く、上司や先輩からのハラスメントは避けようがないという実態も見えてきます。
また、傷つけられた職場から離れられないことから、つらい気持ちが長く続いていることが想像されます。

薄毛の嫌な指摘は笑ってごまかす

続いて、「薄毛を指摘されたときのあなたの対応として近いものはどれですか?」と聞いています。その結果としては、「笑ってごまかした」が53.49%と一番多く、「悩みについて相談した」が19.19%、「無視した」が17.25%、「怒った」が8.33%と続いています。
笑ってごまかすというのは、その場はスルーしたようでも、嫌な気持ちを解消できることではなくて、内に抑え込んでいることで嫌な気持ちが高まっていくことになります。

顔の反応と心の中は違っている

笑ってごまかすということは、実は心の中では違った反応をしているということで、「薄毛を指摘された時、本音ではどう感じていたのか?」との質問をしています。
その回答の順は、「恥ずかしかった」が40.12%、「情けなくなった」が22.48%、「怒りを感じた」が16.86%、「泣きたくなった」が14.92%となっています。
どの返答であっても、苦しさを感じているのは間違いがないことです。この苦しい感情を根本的になくすためには、隠したり、その場しのぎの対応したりでは解決することはできません。通常のヘアケアで対応することは難しいことです。
また、ヘアウイッグなどで隠すと、髪ハラスメントを気にしてのことだと指摘されることにもなり、さらに強い髪ハラスメントにもなりかねません。女性も薄毛に悩む方が多くなり、薄毛治療への関心が高まっています。男性はAGAが多く、AGA治療の効果が得やすくても、女性はそれがない分だけ他の画期的な治療を望んでいます。
これに対処するには、自分の元気な毛髪を移植する自毛植毛が最も効果的だと言うことができます。
女性の薄毛の割合は、前年の別の調査(リクルート「薄毛に関する意識調査」)では8.0%と、男性の26.7%と比べると3分の1となっています。

コロナ禍のストレスや生活習慣の乱れ、運動不足などによって薄毛になりやすいことが指摘されています。

それだけに女性にも自毛植毛が広まっていくことも想定されています。

髪ハラスメント調査2022
https://www.dreamnews.jp/press/0000254710/