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薄毛・抜け毛に関する調査その2

薄毛と抜け毛の意識について知ることができる「薄毛・抜け毛に関する調査」がアイブリッジから発表されました。同社の業界最大規模のモニター数を誇るセルフアンケートツールFreeasyによるもので、30〜59歳の300人(男性160人、女性140人)を対象として実施されました。

自毛植毛等の薄毛対策の意識がわかる

薄毛対策としては男性型脱毛に対応するAGA治療のほか、有効な薄毛治療である自毛植毛が注目されていますが、どの程度が関心を示しているのか、どんな意識の変革があれば踏み込めるのか、それを知ることができる調査結果となっています。
前回に続いて、後半の調査結果を見ていくことにします。

男性は50代までは諦めない

薄毛が進み過ぎると、諦めてしまう人も少なくありません。その実態と意識を知るために、「あなたは、薄毛・抜け毛について何歳まで対策をとりますか。もしくはとっていましたか」と質問しています。
「全く対策をとらない」と回答した人(42.7%)を除いた対策をとる人の順位は、60代以上が20.0%、50代が19.0%、40代が12.3%、30代が6.0%でした。
対策をとる年齢と実際の年代の関係を調べてみると、「実際の年代より後まで」が52.3%、「実際の年代まで」が35.5%、「実際の年代より前で終了」が12,2%と、薄毛対策に年齢は関係がないことが見えてきます。

生活習慣の影響が大きいのか?

次の質問は「あなた自身で当てはまることをお知らせください」と、体質や生活習慣について複数回答式で聞いています。
回答を多い順から並べていくと、「運動不足の生活が多い」(31.7%)、「身内(祖父母・両親)に薄毛の人がいる」(28.7%)、「ストレスをためやすい」(28.3%)、「髪を染めた・脱色したことが1回以上ある」(25.3%)、「汗をかきやすい体質である」(25.0%)、「パーマや縮毛矯正をかけたことが1回以上ある」(23.7%)、「睡眠不足の生活が多い」(21.7%)、「髪質が細い・ハリ・コシがない」(20.0%)、「喫煙経験あり」(20.0%)、「ダイエットをしたことがある」(15.2%)、「アルコールの摂取量が多い」(11.7%)、「栄養バランスのとれた食生活をしていない」(11.3%)、「更年期である」(11.3%)、「毛深い体質である」(10.7%)、「頭皮が硬い」(9.0%)、「ワックスやスタイリング剤の使用経験が多い」(6.7%)、「コロナ禍によりテレワークや自宅で過ごすことが多い」(6.0%)、そして「上記に当てはまらない」(19.7%)でした。
薄毛や地肌が見える人では、薄毛でない人と比較すると「髪質が細い・ハリ・コシがない」、「身内(祖父母・両親)に薄毛の人がいる」、「ストレスをためやすい」の順で多くなっていました。
また、抜け毛が多い人と少ない人を比較すると「身内(祖父母・両親)に薄毛の人がいる」、「ストレスをためやすい」、「頭皮が硬い」の順に多く、従来から言われてきた薄毛・抜け毛の原因と一致していることがわかります。

植毛を選択する人の意識

薄毛対策として日常的なケアではなく、カツラや植毛を選択する人は多くはないものの、どのような意識を持っているのか気になるところです。
「あなたは、ウィッグ、カツラ、植毛を利用することに抵抗がありますか」との質問に対して、抵抗があるが75.3%(非常に抵抗がある33.0%、どちらかというと抵抗がある42.3%)、抵抗がないが24.7%(どちらかというと抵抗がない15.3%、全く抵抗がない9.3%)の割合でした。
抵抗がないという人は薄毛や地肌が見える人、薄毛を気にする人に多いのかと思ったら、印象とは逆に、薄毛や地肌が見える人、薄毛を気にする人のほうが抵抗があるという結果となっていました。
自分で手が下しにくい状態になったときに自毛植毛などを選択するのではなくて、薄毛が気になってきた段階、自毛植毛をしてもギャップを感じさせない段階で選択しようという人が多いことがわかる結果です。

他人の薄毛解消が気になる

最後の質問は、「あなたは、他人のウィッグ、カツラ、植毛について気になりますか」で、「気になる」が45.7%(非常に気になる11.7%、どちらかというと気になる34.0%)、「気にならない」が54.3%(どちらかというと気にならない30.0%、全く気にならない24.3%)と、わずかに気にならないほうが多くなっていました。
「気になる」と回答した人を属性で見ると、男性のほうが多く、年代では40代が、薄毛や地肌が見える人、薄毛になることを気にする人で多くなっていました。
薄毛を画期的な方法で目立たなくしている人が羨ましく、それが自分もやってみようという動機になることが見えてきます。

薄毛・抜け毛に関する調査
https://istat.co.jp/investigation/2022/09/result