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ショックロスは珍しくないのか

前回の記事で自毛植毛については勝手に怖いものだと思い込み、誤解されているふしがあるようなことを書きました。そしてそれはまだ広く一般層に知られていないことからくる根拠のない恐怖心だということも併せて伝えられればと思います。

「みんなが知っている、みんながやっている」これは何か自分で新しいことを始めるうえで大変大きなきっかけとなります。逆に誰もやったことのないものに挑戦するときは大変大きな勇気がいります。ひと昔前では野球選手のメジャーリーグ挑戦がこれにあたりました。「日本人がメジャーで活躍するのは不可能」こう言われていたのはつい最近です。

ここではあえて名前を明記しませんが、日本人のある偉大な選手が1シーズン262安打を達成し、メジャーのこれまで誰もがなしえない偉業を達成したことで、メジャーというのは日本人にとって無謀から目標に変わりました。メジャーに挑戦するというだけでは大きなバッシングはもはやおきません。それだけではなく、活躍した選手ならメジャーに行くのが当たり前という空気まで出来上がっているような気がします。

野球界とまったく同じようなことが自毛植毛業界にも起こりつつあると認識しています。ひと昔前は自毛植毛は薄毛の方の選択肢にもなりえないものでしたが、最近は有名人の方が植毛を公言していたりすることもあり、ハードルは極めて下がりました。今後は薄毛の方の第一の選択肢に自毛植毛がくる、そんな日もすぐそこに迫っているような気がします。

その中であえて自毛植毛のハードルを挙げるとすれば専門用語が理解できないというところも幾分あるのかなと思います。

今回はその中の一つ、ショックロスについて解説します。植毛後に既存の髪の毛が抜けてしまうショックロス。こちらについて詳しくご紹介いたします。

ショックロスについて

これは自毛植毛手術後に植毛部分の毛がごっそりと抜け落ちてしまうことなのです。具体的には手術から1~2ヶ月経過した頃、植毛を行った周囲に生えていた既存の毛が抜け落ちます。

しかし毛が抜け始める時期や抜ける量にはかなり個人差があり、必ずしもすべての人にショックロスが起こるわけではないのです。髪の毛が抜けてしまった場合でも、ほとんどの場合、1年ほど経過すれば元の量に戻るのでご安心ください。過度に心配しなくても大丈夫です

原因は不明なのか

ショックロスが起こる医学的な原因は実ははっきりとわかっていません。そのため予防・対策方法は存在しません。

これについては手術時に使用する局所麻酔やメスを使うことで頭皮や毛根へのダメージが影響し、サイクルに乱れが生じてしまうためではないかと考えられています。
そのためショックロスが自身の身に起こるか否かはたとえ医師であっても自毛植毛を行ってみるまではわからないということです。

ショックロスの確率を下げたい

ショックロスの確率や範囲を少しでも下げたい。そう思い場合は薄毛が気になるが、まだ髪の毛が残っているといった、際どい部分への自毛植毛は避けた方が良いでしょう。ただしこちらも確実に回避できるとは申し上げることはできません。

既存の毛根を衰えさせないことも大切!

AGAの影響により細くなった髪は、健康な髪の毛に比べるとショックロスの影響を受けやすいらしく、二度と生えてこなくなる可能性もゼロではありません。ショックロスの影響を軽減するためには、フィナステリドなどの成分を使ったAGAの治療を継続することも大切です。

まとめ

ショックロスを完全に防ぐ方法はありませんが、現状の医療技術でどこまで対処可能かはクリニックに相談してみてもいいと思います。

薄毛に悩んでいる方は、大阪梅田にある親和クリニック大阪院までご相談いただければと思います。