カウンセリング予約

植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

毛髪に質に影響するドライヤーの効力

毎日のようにやっている洗髪は、当然のように毛髪の質に影響を与えます。そのために、シャンプーの選び方、使い方に気を使う人は多数を占めていますが、洗髪と同様に毎日のようにやっていることがあるのに、ドライヤーについては、あまり気を使っていない人のほうが多いようです。毎日といっても髪のセットにドライヤーを使っているという人なら、シャンプーの2倍も毛髪に影響を与えることをやっていることになります。

各家電メーカーもそんなドライヤーに注目し、様々な新しい機能やベース機能の充実に力をいれています。価格帯も3,000円~5,000円の低価格帯から30,000円を超える高級ドライヤーも販売されています。プロの美容師のような仕上がりが自宅で簡単に出来るような高性能タイプもあると言います。

そんなドライヤーについては、当院のような自毛植毛手術を行う専門クリニックも注目しています。

自毛植毛を行った毛髪も他の毛髪と同じように自分で行うヘアケアが大切なのは言うまでもありません。そんなドライヤーに関する調査がありましたので、ここで紹介します。

髪毛とドライヤーに関する意識調査

ドライヤーと毛髪に関する調査というと、性能に関わるものが多く、使っている人の意識調査というのはあまりなかったのですが、アデランスがドライヤーに関する意識調査を実施しました。調査の方法はインターネットを用いたもので、47都道府県の20〜60代の各104人(男女52人ずつ)、合計で4888人にも及ぶ大規模なアンケート調査です。

気になるドライヤーの使用時間

「あなたはドライヤーをどのくらいの頻度でかけますか」と質問をしていますが、男性では1日3回以上が0.7%、1日2回が7.7%、1日1回が36.7%、2〜3日に1回が7.2%、週に1回程度が4.3%、ドライヤーを使用しないが43.5%でした。女性では1日3回以上が1.2%、1日2回が10.2%、1日1回が61.9%、2〜3日に1回が13.6%、週に1回程度が3.9%、ドライヤーを使用しないが9.2%と頻度が上がっていました。これは想像どおりの結果といえます。
ドライヤーの影響は日数だけでなく、かけている時間も重要で、ヘアドライにかける時間は男性では10分以上が3.1%、5分以上10分未満が13.3%、3分以上5分未満が27.2%、1分以上3分未満が45.5%、1分未満が10.9%でした。女性では10分以上が20.1%、5分以上10分未満が43.1%、3分以上5分未満が25.0%、1分以上3分未満が11.1%、1分未満が0.8%と、平均して男性の2倍の時間はかけているようです。

都道府県別の使用時間は?

せっかく47都道府県で調査しているので、その結果も知りたいところですが、それについては5分以上10分未満と10分以上と回答している人の割合が高い「ドライヤーしっかり派」と、1分未満、1分以上3分未満と回答した人の割合が高い「ドライヤーサッと済ませる派」に分けて、都道府県別にランキングをしています。
それによると、しっかり派のトップ5は鳥取県(55.5%)、山梨県(55.4%)、長野県(53.8%)、兵庫県(53.2%)、岩手県(53.0%)で、50%以上が5分以上かけていました。
サッと済ませる派のトップ5は愛媛県(43.2%)、千葉県(38.4%)、三重県(36.8%)、岩手県(36.5%)、埼玉県(36.0%)で、4割以上が3分以内で済ませていることがわかりました。地域的には、気温や湿度などの傾向は見えてこないので、個人的な傾向といえるかもしれません。

ドライヤーに求める機能

ドライヤーに求める機能というと、一番は乾燥能力と思われるところですが、「あなたがドライヤーを購入する際に、重視することは何ですか? 当てはまるものを全てお答えください」との質問をしています。対象者としては、もちろんドライヤーを使用しないと回答した人は除枯れています。
その結果(複数回答)、「金額」が67.7%と一番で、「風量」が62.6%とほぼ並んでいました。これに次いで「付加価値」(ダメージケア、まとまり、潤いを与えるなど)が34.0%、「メーカー、ブランド」が30.3%、重量(軽量)が28.2%、「サイズ」が26.9%、「温度」が25.4%、「デザイン、操作性」が21.6%、「口コミ」が10.8%、「実証データ」(効果、実験結果など)が8.1%となっていました。
風量が多ければ乾くまでの時間が短縮できて、熱による毛髪のダメージを抑えることもできるということです。重視することについて地域別に見ていくと、こちらは傾向が見えてきます。金額については中国地方が最も高くて、71.8%が重視しています。関東地方は重量やサイズといった使いやすさを重視している人が多いのに対して、近畿地方ではメーカーやブランドを重視する人が多くなっていました。これは一般的なブランド商品などの東西の比較とは異なる結果となっています。

ドライヤーに求められる機能は?

具体的にドライヤーに、どんな機能を求めているかということで、「あなたがドライヤーに求める付加価値は何ですか? 当てはまるものを全てお答えください」との質問をしています。その結果(複数回答)、「速乾機能」が54.5%と最も多く、風量を重視する人が多かったので、これは当然の結果といえます。次いで「髪にツヤを与える」が36.9%、「髪にまとまりを与える」が35.9%、「頭皮ケア」が23.2%、「保湿」が21.3%、「抜け毛予防」が17.2%、「髪のボリュームアップ」が15.9%、「枝毛、切れ毛予防」が14.2%でした。
地域別の結果では、速乾機能は各地で1番であることに違いはありませんが、特に関東地方で重視されていました。髪のツヤに関しては近畿地方の回答率が高くなっていました。
ドライヤーの機能として求めるのは、どうかと思えるような項目もありましたが、これは毛髪の悩みを反映しているようです。男性の多くの悩みである薄毛についても機能として求めたいとのことですが、それは難しいことです。ドライヤーは毛髪を傷めないように乾燥させることが一番で、薄毛対策として効果的な方法のひとつである自毛植毛に任せておいてほしいということです。

いくら上手にドライヤーを使っても薄毛の悩みは根本的には解決できません。しかし、薄毛が気になる場所、髪の毛が少ない場所へ髪の毛の多い場所から毛髪を移植すれば、薄毛の気になる場所の毛髪の本数が増えるわけですから、大きな違いを生み出せます。髪が無い場所に髪があるということは、1本が2本になるよりインパクトが大きなものになります。

ドライヤーでは、このような違いは生み出せないため、自毛植毛手術を是非活用してもらいたいものです。

ドライヤーに関する意識調査
https://pdf.irpocket.com/C8170/qlkO/eXao/LvJ8.pdf