男性は女性に比べると、ある程度の年齢になると薄毛になる方が比較的増えます。薄毛に対する話題はセンシティブなためできるだけ避けるべき。というのが一般的な考え方ですが、徹底的に話題にしないことがどんなときでも良いのかは、実感として分からないものです。
実際に薄毛の方がどう思っているのか、どのような反応が正しいのか。これをアンケート結果から読み解いていきましょう。
薄毛男性と髪の毛の話題になったときのリアクション
「薄毛男性と髪の毛の話題になったときのリアクション」に関する調査。まず薄毛について「誰かに話しますか?」と尋ねてみたところ、 「自ら話す」人はわずか14.3%。一番多いのは「聞かれれば話す」(55.3%)で、「話さない」と答えた人は30.4%となっています。聞かれれば話すということは裏を返せば、聞かれない限りは話さないということに。つまり薄毛男性の8割以上は話題にしてほしくないし、できれば話題に出してほしくないと思っているようです。
出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/5bafefa9be6da9bb8fdcad633e00f07955b0c4ce
ヤフーニュースの記事によると、やはり薄毛についてはできるだけ話題にして欲しくないという薄毛男性が多かったという結果だったとのことです。
これは事前の予想通りとなりました。
話題にしてほしくないという人が8割というのは、特別多い数字というわけではないと思われます。
薄毛をいじるは間違い
近年、お笑い芸人の方で、自分の薄毛をネタにし笑いを取る方が何人かいらっしゃいます。しかしこれを真に受け、会社などでいじるのは絶対にやめてください。
◆積極的にイジられる 嬉しい……12.4% 不快……87.6%
◆笑って聞かれる 嬉しい……32.3% 不快……67.7%
薄毛をいじられることに対して、以上のようなアンケート結果が出ています。
確かに一部では薄毛のことをなんとも思ってなく、むしろいじって話題にしてほしいと思っている方もいらっしゃいます。しかし、大半が薄毛をコンプレックスに感じ、できるだけ話題にしてほしくないと思っている。これは明白です。
そしてさらに深刻な内容も散見されました。話題にされなくても、「頭に目線が頻繁に注がれる反応」 「自分の事では無いけれど、他人の(薄毛の)話を近くで誰かがしている時」という、直接的なワードを言葉に出さなくても、視線やまったくの他者の話で多くの人が傷ついているということが分かります。
薄毛は体質や遺伝により発症すこともあり、当事者にまったく責任がない場合もあります。薄毛いじりは絶対にいけないことだということを、より広く周知される必要があるように感じます。
アドバイスについて
もしあなたが薄毛のコンプレックスを抱えている、もしくは自毛植毛などで克服したというならば、アドバイスもありでしょう。自毛植毛は自分の髪の毛が薄毛部分に生着し、何度でも生え変わります。この方法で薄毛の悩みとおさらばした人の話は、現在進行形で薄毛に悩まされている方にとっては大変励みになることでしょう。
しかし、薄毛の悩みがなさそうな方からのアドバイスは多くの人が求めていないという結果が出ています。むやみやたらに助言をするというのは控えた方が良い場合が多いようです。
女性の反応
◆「そのままでも素敵」など薄毛を肯定的に捉えてくれる
嬉しい……81.1% 不快……18.9%
薄毛を肯定的に捉えてくれることは不快ではないとのことです。アンケートでは特に性別を記していませんが、女性の方があえて薄毛について触れ、素敵と伝えることは喜ばれる場合が多いと思われます。
※こちらのアンケートはあくまで参考程度にお考え頂ければ幸いです。