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シャンプーに関する全国意識調査

男性型脱毛症のAGAは頭皮に粘度が高い油脂成分(中性脂肪)が多くなり、そのために毛穴に皮脂が詰まりやすく、毛根の成長やヘアサイクルに影響を与えることが知られています。毛穴に詰まった皮脂を取り除く方法としてはマッサージなどもあるものの、効果があり、かつ簡単に続けることができる方法としてシャンプーがあげられます。

最も簡単な毛髪ケアとしてのシャンプー

シャンプーの使用については、薄毛への効果も含めて、いくつもの調査が行われていますが、全国規模での調査は少なく、全都道府県で同数の調査対象によって実施されたものは珍しい存在となっています。その「シャンプーに関する意識調査」(アデランス調査)は、47都道府県から各104人(男性52人、女性52人)ずつ、計4888人に対して、インターネットアンケートとして実施されたものです。
初めの質問はシャンプーの価格で、毛髪ケアをしている人は一般に高価格のシャンプーを選ぶ傾向があります。価格帯としては全体では1000円未満が66.3%、1000円以上2000円未満が21.3%でした。女性は1000円未満が62.5%、1000円以上2000円未満が23.2%に対して、男性は1000円未満が70.1%、1000円以上2000円未満が19.3%と、男性のほうがシャンプーの価格が高く、毛髪ケアの必要を強く感じていることがわかります。

コロナ禍で薄毛への悩みが増えた

薄毛は以前は男性の悩みという印象が抱かれがちでしたが、今では女性の社会進出を反映して薄毛の悩みも増えています。その傾向はシャンプーの価格にも表れていて、購入金額が5年前に比べて変化があったかを聞いています。全体では「変わらない」が81.7%、「高くなった」が13.2%でしたが、女性は「高くなった」が18.7%と跳ね上がっています。
コロナ禍で節約傾向が強くなり、おしゃれにかける金額が減っている中でシャンプーの価格が上がっているのは、やはり薄毛の悩みが高まっていることを示しているようです。
そこで購入価格が上がったきっかけについても聞いていますが、「薄毛や頭皮が気になるようになったから」が女性は20.4%と、これでも多くなったほうですが、男性は48.1%と大きく跳ね上がっています。

効能を求める男性心理

シャンプーを選ぶ基準(重視するポイント)については、全体では価格(27.6%)、洗い上がり感(19.0%)が上位であるものの、それに次ぐのは「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」で15.7%となっています。
男女別に見てみると、「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」は女性では19.8%に対して、男性は11.6%と少なくなっています。これはダメージケア/エイジングケアなどの効能には、かゆみやふけ防止が含まれていて、あまり薄毛のイメージがない調査項目となっていることが関係しているようです。
重視するポイントとして「スカルプケア/育毛ができる」をあげているのは、女性が2.0%であるのに対して、男性では9.3%と、やはり男性のほうが気にしている人が多いことがわかります。

男性が強く求める有効性は?

実際に使っているシャンプーと、シャンプーに求める付加価値には違いがあるのは当然のことで、価格の問題さえなければ効果があるものを使いたいという気持ちは当然のようにあるはずです。
「あなたがシャンプーに求める付加価値は何ですか?」との質問(複数回答)に対しては、全体では「ダメージケア」が42.2%、「先発(シャンプー)中の泡立ちの良さ」が34.4%、「洗髪(シャンプー)後の手触り」が32.7%でした。
女性は「ダメージケア」が57.5%であるのに対して男性は26.9%で、髪の質への関心は低くなっています。その代わり、男性は「洗髪(シャンプー)中の泡立ちの良さ」が35.4%となっていて、泡立ちで皮脂を取り除こうと期待を寄せていることがわかります。
また、「育毛/スカルプケア」というのは男性は28.6%で、女性の11.5%に比べると倍以上にもなっています。

元気な毛髪を保つシャンプーへの期待

地道なシャンプーによる毛髪ケアは薄毛対策としては有効になるものの、薄毛治療が必要な段階になると、シャンプーに期待するのは難しい状況です。しかし、よい結果が得られるシャンプーは、元気な毛髪を元気な状態のまま保つのには非常に有効となります。
薄毛治療の対策である自毛植毛は、自分の元気な部位の毛髪を移植するものだけに、自毛植毛を考えている人には、期待するだけの効果のあるシャンプーを使い続けてほしいということです。

シャンプーに関する意識調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000710.000010292.html