後悔先に立たずという言葉があります。毛髪でいうならば、薄毛になってから後悔をしても仕方がない、事前の対策をするべきだったということになりそうです。その薄毛の後悔について知っておくことは、まだ間に合う人にとっては重要な情報源となります。
薄毛対策に関する調査
その情報源となる調査を実施したのはホソカワミクロンで、全国の31歳以上69歳以下で薄毛に悩む男性200人を対象に「薄毛対策に関するアンケート調査」を行い、その結果を発表しました。
このいった調査結果は、もう手遅れということがわかる指標にもなるということで、積極的な薄毛対策である自毛植毛を決断するきっかけを知ることもできる調査結果となっています。
育毛剤の希望が多い理由は
初めの質問は「薄毛になる前に対策をしておけば良かったと思いますか?」で、これについては82%が「はい」と回答しています。これだけの回答数ということは強い後悔を感じているということで、これから先の質問への回答は薄毛予備群の人には大いに役立つデータといえます。
次の質問(複数回答)は「薄毛になる何年か前に戻れるとしたら、予防としてどんな対策を行いますか?」です。その結果は、「育毛剤やスカルプエッセンスを使う」が65.5%、「頭皮マッサージを行う」が54.5%、「シャンプー・コンディショナーを変える」が52.0%、「規則正しい生活をする」が30.0%、「食生活(お酒を控えるなどを含む)を改善する」が26.0%の順でした。
今回のアンケート調査は育毛剤を販売している会社の自主調査(オンラインアンケート)です。育毛剤だけでなく、さまざまな薄毛治療(AGA治療なども含めて)を行ってきている人が多いことから、頭皮マッサージよりも育毛剤などを使えばよかったと答える人が多いのは当然のことといえます。
より効果が高いもの、画期的な薄毛対策を求める傾向が高いので、今回の選択肢に医療機関での自毛植毛などの治療法が含まれていたら、違った結果になったと思われます。
育毛剤に対する考えが見えてくる
続いての質問は選択肢の中から上位3つまでを回答する形式で行われています。
質問の内容は、「育毛剤を購入するとした際に、重要だと感じる点をお答えください」ということで、10の選択肢があげられています。
トップは「発毛促進する成分や抜け毛予防、頭皮環境改善といった有効成分の有無」といった、いささか誘導感がある質問ですが、46.5%の支持が得られています。
次に多かったのは「有効成分が毛穴の奥深くまで届く浸透力」で35.5%と、有効成分が含まれていて、それが毛穴の奥深くまで届くという当然とも思えることが多くの希望であることがわかります。
これに続くのは「値段の安さ」の26.0%、「開発元企業の信頼性・安心感」の23.5%、「有効成分の種類の数」の21.0%、「長時間成分を放出する持続力」の14.5%、「ネット記事での口コミやランキング」の13.5%、「理容店や美容院など専門家からの推奨」の10.0%、「返金保証など合わなかったときの対応」の8.5%、「家族や友人・知人からの推奨」の7.0%の順でした。
やや商品の特徴を示す宣伝文句のような選択肢が多いような感じがするものの、育毛剤による改善を望む人が気になることがラインナップされています。
育毛剤の先の選択肢
アンケート調査の結果を振り返ると、「薄毛になる何年か前に戻れるとしたら、予防としてどんな対策を行いますか?」との質問に対して「育毛剤やスカルプエッセンスを使う」が65.5%という結果でした。
これを受けて、それでも期待したような効果が得られなかったとしたら、次は何を選択するのかということが気になることです。
現状での薄毛対策は医療機関でのAGA治療が人気となっていますが、後悔先に立たずということを感じている人にとっては、次に目を向ける先はもっと積極的な薄毛対策です。
その方法として自毛植毛があることがわかれば、後悔をしているだけでなく、積極的な選択をする人が増えてくることは間違いありません。
薄毛対策に関するアンケート調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000106687.html