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おでこの広さと薄毛は関係ない?

ある程度お年を召してくると、ほとんどの方が薄毛の悩みを抱えます。すっかり老人になってからの薄毛であれば納得もいくというものですが、まだまだ男盛りの40~60代で薄毛の症状が出てくると、やはり落ち込むものです。

薄毛の症状が表れて多くの方が思うのは「何か原因があったんじゃないか」というものです。薄毛の原因は何だろうと探し当てようとします。ストレスのせいだろうか、運動不足だったからか、食生活が乱れていたからではないか。など。

これらは全て薄毛の原因として可能性のあるものですが、一人で断定するのは禁物です。医師が見てみると原因はまったく異なっているということも多々あるからです。

今回は、こちらも多くの方が薄毛原因と考える、おでこの広さと薄毛の関係についてご説明します。

 

 

 

おでこの広さと薄毛は関係なし?

男女共に、「おでこの広さは不利なだけ」と考えていただくと分かりやすいと思います。

男性の場合、生え際から薄くなりやすい主な要因として、いわゆるM字と言われるAGA(男性型脱毛症)の可能性と、A字と言われる額の中央部分から薄くなる可能性があります。女性にM字はなく、薄毛の多くはA字になります。

どちらの場合でも、おでこが狭い人と比べれば、後退が進行した場合のスタート地点がおでこが広い人が不利になりますよね。でも、それだけです。「おでこが広い」から「ハゲやすい」のではないと私は考えています。

出典 https://diamond.jp/articles/-/294281

おでこの広さと薄毛になりやすいということはほとんど関係がないと言えるでしょう。確かに子供のときからおでこが広いと、心配になるかもしれません。

ただ、もともと額の範囲が広い分、薄毛症状が現れると若干不利ということはあるでしょう。

薄毛(AGA)のメカニズムについて

薄毛は遺伝の影響が高いとされるもの、ストレスや日々の生活習慣、食生活の乱れが原因と考えられるもの等があり、原因は一つではありません。大体が悪玉男性ホルモンの増加によるものや、血行不良などを原因としているので、おでこの広さだけで薄毛になるという説は少々非現実的です。

おでこが広いから血行不良等になりやすいなどの科学的根拠もないと思われます。

遺伝が原因の薄毛の症状であれば、おでこの狭い広いに関わらず、発症後に何もしなければ薄毛は進行します。これらをその人の容姿等だけで発症前に判断することは一般的には困難と言われています。

薄毛を予防するには

薄毛を100%未然に防ぐ方法というのは今のところないとされています。しかし、ストレスを減らし、食生活を見直すなど健康的な生活を送ることで、薄毛の原因の一つである頭皮の血行不良の発生確率を低くすることは出来ます。

食事で言うと、3大栄養素といわれているたんぱく質、脂質、炭水化物をバランス良く摂取する。甘いものや辛い物の食べすぎを控えることが大事です。

運動はやりすぎは禁物ですが、最低でも週に一回は適度に体を動かすようにしましょう。軽いランニングや懸垂などの自重トレーニングを毎週行うのもおすすめです。

睡眠時間も毎日6~7時間ほど確保するようにしましょう。短すぎても、長すぎても良くないと言われています。徹夜などをし、体に負荷をかける行為は極力控えましょう。

 

生まれつきおでこが広くても自毛植毛できる

生まれつき広いおでこは治療薬などでは効果がないのですが、自毛植毛ですと悩みが解決する可能性があります。もともと髪の毛が生えていない場所に、採取した自分自身の髪の毛を植え付けることができるからです。

仕上がりを自然なものにするために、ボリュームを出したい前頭部の奥の部分には太い毛を移植し、生え際には適度な太さの髪を移植します。