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頭皮マッサージは効果があるのか

薄毛対策の初期段階としてはシャンプーや養毛剤と並んで頭皮マッサージがあげられます。
だんだんと薄毛が進むにつれてAGA治療、自毛植毛が検討対象に上がっていくものですが、頭皮マッサージは実際に効果があるのか、どこまでマッサージを続ければよいのか、そこから次の薄毛対策として決定的な自毛植毛へと移っていくことになるのか、その傾向が見える実態調査が行われました。

薄毛と頭皮マッサージの関連性

調査を実施したのは大正製薬で、薄毛症状があって、薄毛に悩んでいる25〜59歳の男性1083名を対象にインターネット調査を実施して、「薄毛と頭皮マッサージの関係についての実態調査」として発表しています。

頭皮の硬さを気にする人は多い

初めの質問は、「今のご自身の頭皮について、どのように感じますか?」で、薄毛と頭皮の硬さとの相関性への意識を聞いています。
「とても硬い」は16.3%、「硬い」は43.9%と、これを合わせて60.2%が「とても硬い」もしくは「硬い」と回答しています。
「柔らかい」は19.7%、「とても柔らかい」は3.8%で、「わからない」が16.3%となっていました。
一般には「頭皮が硬い=薄毛」というイメージが抱かれていますが、必ずしも硬いから薄毛になり、硬くないから薄毛にならないということではないということが、この結果からは見えてくるようです。

頭皮の硬さが薄毛に結びつくとの感覚

頭皮の硬さと薄毛との関連性について、薄毛に悩んでいる当人は、どのように感じているのかということですが、これについては「頭皮が硬いと薄毛になりやすいと思いますか?」との質問をしています。
「とてもそう思う」が33.4%、「思う」が39.6%と、合わせて73.0%の薄毛の男性が「とてもそう思う」か「思う」と答えていて、頭皮の硬さと相関があると考えているという結果になっています。これはかなり高い確率であるといえます。
先の質問から感じたことと、実際の薄毛の人が考える頭皮の硬さへの考えには、少し違いが見られるようです。
これに対して、「思わない」が5.1%、「全く思わない」が0.7%で、残りの21.1%は「わからない」との回答でした。頭皮の硬さは薄毛には関係がないと考えるのは合わせて12.1%と、かなり少数となっています。このように考えているということは、他の原因が大きく影響している人ではないかと推定されます。

やはり頭皮マッサージは効果あり

いよいよ頭皮マッサージについての質問ですが、「頭皮マッサージを行うことで、どういう効果があると思いますか?」という質問を複数回答式で行っています。
この質問に対するトップ2の回答は、「血行促進」の73.6%、「頭皮を柔らかくする」の56.0%で、これに続く「リラックス」「毛穴がきれいになる」「リフトアップ」を大きく引き離していました。
頭皮マッサージの目的は、頭皮を柔らかくして、血行をよくすることということで、血流がよければ薄毛にならない、薄毛を予防できると考えている男性が多いことがわかります。

薄毛になってからの頭皮マッサージの効果のほど

先の質問の後追いで、「薄毛、抜け毛の予防・対策として頭皮マッサージをすることが大事だと思いますか?」との質問をしています。
その回答としては、「とてもそう思う」が33.1%、「そう思う」が46.4%と、合わせて79.5%が頭皮マッサージが大事だと考えていることがわかります。
頭皮マッサージが重要で、薄毛対策として効果があると考えているなら、過去を振り返ってみて、頭皮マッサージをしておけばよかったと考える人は当然多いはずです。その当然のことを最後の質問として実施しています。
その質問内容は、「薄毛になる前に戻れるとしたら、予防としてどんな対策を行っておけばよかったと思いますか?」というものです。複数回答式で「自分で頭皮マッサージもしくはヘッドスパ」が60.0%となっていて、これに「スカルプシャンプー」「市販の育毛剤」「市販の発毛剤」「病院、クリニック、専門機関(AGA、植毛)」が続いています。
頭皮マッサージによる薄毛対策は、今からでも遅くはないと考えたいところですが、薄毛が進んできてからは効果が現れにくいということも実際には起こり得ることです。また、原因がAGAである場合は、特化したAGA治療が必要です。
頭皮マッサージを徹底的に行って、それで効果が感じられなかったら次の方法を考えたいという気持ちもわかります。しかし、有効な薄毛治療のひとつである自毛植毛が、自分の健康な毛髪を移植する方法であることから、毛髪が元気なうちに検討すべきものだということが、今回のアンケート調査の結果から見えてきます。

薄毛と頭皮マッサージの関係についての実態調査
https://newscast.jp/attachments/xVLAM6i0DGhRD2qtEEBX.pdf