薄毛対策というと、これまでの多くの調査結果を見ると、シャンプーや養毛剤などの使用やマッサージが多く、クリニックでの治療を選択する人は、あまり多くはないということがみられました。しかし、コロナ禍で対面の出会いが減り、ヘアケアにかける時間も長くなり、いろいろと試してみたけれど、期待するような効果が得られなかったという人が増えてきました。宣伝でいう言うほどの効果がないことに気づいた人は、もっと効果がある対策を選ぼうとします。
薄毛隠しの実態調査
コロナ禍でネットによる情報検索の数は大幅に増えていますが、ネット検索の時間が長くなればなるほど、画期的な薄毛対策にたどり着きやすくなります。そのたどり着いた先として注目されているのが自毛植毛です。
それを示す一つの証拠といえるような調査結果が発表されました。それはメンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイの調査で、「どのように薄毛隠しをしているか?」とのアンケート調査を実施しました。調査対象は薄毛の自覚のある10〜50代の男性100人です。
薄毛の人の7割が隠している
本題の質問は最後のほうにありますが、初めの質問は「何かしらの薄毛隠しをしていますか?」という調査テーマに沿ったものです。これについては「はい」が74%、「いいえ」が26%と、薄毛を自覚している人のうち約7割が隠しているということです。薄毛を自覚したら、なんとかして隠そうという人が多く、隠さなくてよいと考えるのは少数派でしかありません。
薄毛隠しをしていない男性から、隠さない理由を記入式で答えてもらっています。それによると、隠す方法として帽子を選択している人もいますが、それ以外の隠し方がわからないという人も少なくありません。
薄毛隠しは一時的なもので、根本的な解決法がないので、隠していないという人もいて、こういう人にこそ、画期的な薄毛対策である自毛植毛を検討してもらいたいものです。
ヘアセットだけでは限界がある
実際に、どのような薄毛隠しをしているのかについて、薄毛隠しをしている人を対象に、「どのように薄毛隠しをしていますか?」との質問(複数回答可能)をしています。
最も多いのは「ヘアセットを工夫する」が50.4%で、半数がヘアセットでなんとかしようと考えていることがわかります。次が「帽子を被る」の31.9%と、これも安易な方法です。以下は「美容室や理容室で薄毛が目立たない髪型をオーダーする」の11.8%、続いて「増毛パウダーを塗布する」の4.2%で、「かつらをかぶる」と「増毛を行う」が0.8%ずつとなっています。
この結果では増毛を行っているのは、1%にも届いていないようですが、これ以降の調査結果を見ていくと、増毛への期待があることが見えてきます。
薄毛隠しの満足度
薄毛隠しをしていることは、できれば周囲の誰にも気づかれたくはないところですが、容易な方法は、どうしてもバレる可能性が高くなります。
そこで「薄毛隠しがバレたことはありますか?」との質問をしていて、「はい」が50%、「いいえ」が50%と、ちょうど半分ずつとなっていました。質問をした人の100%が薄毛隠しをしているのに、実際には半分が隠せていなかったという結果になっています。
これを受けて、「今の薄毛隠しに満足していますか?」と聞いていて、「はい」が33.8%、「いいえ」が66.2%との結果になっています。満足ができていない人が多いということは、安易な方法、手軽な方法では気づかれやすく、満足のいく結果につながっていないということです。
今は隠せていても、進行してきたら隠しきれなくなるのは当然のことで、満足度は年齢を重ねるほど低下してきます。だから、画期的な薄毛対策は早めに決断することがすすめられるのです。
植毛への期待は高い
「今後、薄毛改善のためにクリニックでの治療は考えていますか?」との質問に、「考えている」は26%、「考えていない」は74%と、まだクリニックへの通院は精神的なハードルは高そうです。
しかし、「今後、植毛は考えていますか?」との質問に対しては、「考えている」が10%、「考えていない」が90%となっていますが、10%というと実はかなりの数字となっています。
薄毛人口は1200万人とされていて、日本人の全人口の10%ですが、男性だけなら20%、20歳以降なら25%に相当します。成人男性の4人に1人が薄毛に悩みを抱えていて、そのうちの10%が植毛を考えているというのは、相当に多い数だといえます。
植毛にも種類があり、画期的な結果が得られる自毛植毛は、その有効性がわかれば決断しやすいものといえます。
薄毛隠しについてのアンケート調査
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS4=3275246