夏というと紫外線に海水浴やプールなど毛髪にダメージを与える機会が続きます。薄毛の男性に夏のレジャーの意識について、発毛剤ラボが調査をして、「薄毛男性400人のリアルな声:夏のレジャー調査」を発表しました。
自毛植毛手術を行うと大きく悩みが改善される方は多いとは言え、参考資料として紹介したいと思います。
薄毛の男性のレジャーの恐怖
今回のアンケートの対象者は20〜49歳の薄毛に悩む男性400人で、代表的な夏のレジャーの中から「それぞれどの程度薄毛が気になりますか」との質問(複数回答)をしています。
「海水浴」が90.8%、「プール」が87.8%、「マリンスポーツ」が85.5%、「川遊び」が76.8%で、上位はどれも水に関わるものでした。これに次ぐのが「ランニング」の67.0%、「BBQ(バーベキュー)」の65.3%、「登山・ハイキング」の65.0%と、夏場に汗をかくことによって、どれも毛髪の状態に影響を与えるものです。
夏に薄毛が気になるのは、どのようなシーンかについて聞いていますが、これも水に関する悩みが多く見られています。「水に濡れると髪がペタッと頭皮にはりつき、薄毛であることがバレてしまう」という多くが感じている代表的な声から、「プールで頭が濡れたときに、娘に薄毛を指摘された」という家族からのきつい指摘もあります。「夏は日差しが強く、他人に頭皮の具合もよく見えるので、自分の頭皮も心配になる」という他人を見て自分の頭皮が気になる人もいました。
「薄毛だと強い日差しが頭皮を直撃。ヒリヒリ痛みを感じた」、「日差し対策で帽子をかぶるが、頭皮が蒸れて抜け毛が増えた」、「海やプールは人が多いので、帽子を脱いだときに他人の視線が気になる」など、薄毛のダメージを避けようとする行為が、さらにダメージを与えることになっていることもあるようです。
このような悩みの中で、「夏のレジャーを楽しめていますか」との質問をしたところ、楽しめているのは76.0%で、24.0%が楽しめていないという結果で、薄毛だから必ずしもレジャーを楽しめていないわけではないことがわかります。
「友人や家族・同僚などから夏のレジャーに誘われたとき、困りますか」との質問に対しては、70.5%が困ると回答しています。夏のレジャーに行ってみたいものの、実際に誘われると困ってしまうというのが本音のようです。
回答者の薄毛のタイプ別に見ると、「U字型」が79.3%、「M字型」が76.0%、「O字型」が68.0%、「M+O字型」が61.3%となっていましたが、どのタイプも「誘われたら困る」と返答していて、タイプに関係なく、薄毛の人は誘われることには抵抗感を抱いていることがわかります。
どんな対策をすればよいのだろうか
薄毛の人には夏のレジャーは危険度が高いと認識されているということですが、実際に、どんな対策を取っているのかの質問(複数回答)もしています。一番簡単にできる「帽子をかぶる」が67.0%で、次いで「頭を水に濡らさない」が40.0%、「できるだけ日陰に入る」が27.8%、「頭皮に紫外線防止をする」が18.8%、「バンダナ・ハンカチなどを頭に巻く」が17.3%、「顔や体と同じケアをする」が13.3%、「ヘアセット道具を持ち歩く」が12.5%、「日傘をさす」が9.5%となっています。水に濡れないようにするだけでなく、頭皮のダメージを減らすことの重要性に気づいて、実践しているということです。これらの対策を単独ではなく、組み合わせたほうが安全性が高くなるというのは多くが納得できることです。
中には「レジャーをしないようにする」が1.0%いて、さらに「特に何もしていない」も12.5%いて、これは夏のレジャーは毛髪に悪影響はあっても諦めるしかないと考えているのかもしれません。
「夏は、他の季節よりも頭皮の状態が気になりますか」との質問には、86.5%が「気になる」と答えています。どのようなことが気になるのかを聞いて見たところ、「夏は汗をたくさんかくので頭皮がベタつき、匂いが気になる」、「汗をかくから、頭皮のテカリが目立ってはずかしい」、「紫外線が強いので、薄毛の部分は特に日焼けのダメージが大きい」、「毎年夏から秋にかけて抜け毛が増える」といった返答が目立っていました。
まとめ
夏には汗のダメージに紫外線が加わって頭皮のトラブルが起こるということで、先の返答にあったような対策を取るべきだということがわかります。そして、夏だけでなく、日差しが弱まってきてからも、ダメージを受けた頭皮をケアするために、気を抜かずに対策は続けてほしいということです。
参考)
夏のレジャー調査