植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛 大阪コラム 【公式】

動物性脂肪の摂りすぎについて

頭頂部の薄毛は、動物性脂質の摂り過ぎなどが関連しているのではと言われています。動物性脂質をとりすぎるとコレステロール値などが上昇し、頭頂部に栄養が十分いかないためと考えられているからです。

動物性脂肪について

動物性脂肪は、動物の体内に含まれている脂肪です。肉、バター、ラード、乳脂肪の含まれる牛乳や乳製品、バターや乳脂肪を使ったお菓子が主な供給源。飽和脂肪酸の主な供給源であり、その摂取量の削減が目標とされてきました。動物性脂肪よりは飽和脂肪酸として言及されることが多いです。

動物性脂肪組成を変化する試みは行われていて、魚油を添加した餌を与えた鶏の卵では心疾患のリスク軽減に期待できるω-3脂肪酸の比率は増加します。このように生産方法によって、動物性脂肪の中の脂肪組成は変化するのです。

飽和脂肪酸の供給源残りは植物油です。水素添加されたショートニングやマーガリンその多くを占めます。これは後の2000年前後には、トランス脂肪酸として言及され対策が取られてきたものです。

1977年に「米国の食事目標」が策定されたときに、総カロリーの30%に脂肪の摂取量を抑えるために動物性脂肪の摂取を減らしたり、アメリカ人全体の飽和脂肪酸の72%を供給している大きな摂取源である動物性脂肪の消費量を減らすことが目的となりました。

動物性脂肪は飽和脂肪酸を多く含みます。植物性脂肪と比較すると一般に融点が高く、常温で液体である多くの植物油と異なり、動物性脂肪は常温で固体となりやすい特徴があります。

薄毛は栄養がいかない?

頭頂部は栄養が届き辛い部分です。髪のための栄養も不足しがちです。頭頂部ハゲが進行するのは十分に栄養が届かないからなのです。動物性脂質の摂りすぎはコレステロール値を高めます。これが血液を流れ辛くします。

毛根の前で栄養が届かなくなります。これでより薄毛になりやすくなっているという悪循環になっているとの説があります。これは肉食中心の西洋人に起こりやすく、和食を多く食べる日本人に少ない傾向があるということからです。

たんぱく質は髪の毛を作るために重要な成分。そのため脂肪の摂りすぎは健康面に悪影響を与えるだけではなく、育毛にも良くない影響を与えているという可能性があります。

 

動物性脂質を極端に減らしてもだめか

髪がたんぱく質で作られているため、動物性脂質が頭頂部の薄毛の原因になるからと、制限しすぎるのは問題なのです。たんぱく質をまったくとらなければ、材料の不足でより髪が生えなくなる可能性があります。

魚や植物性たんぱく質でうまく栄養を補うのがポイントです。魚の油に含まれるEPAにはコレステロール値を調整し、血液をサラサラにする効果が期待できます。

鉄分、亜鉛と、ミネラルの分も必要になるので、適度に野菜も摂取するのがおすすめです。

頭皮の血行を良くすることも重要です。頭皮をただマッサージするだけではなく、運動をし全身の血のめぐりを良くした方が効果に期待できます。

動物性脂質の摂り過ぎだけでなく、頭頂部の薄毛が進行する原因が潜んでいる可能性もあります。とても気になるときはすぐに病院に行き診断を受けた方が対策を立てやすくなるのです。

 

まとめ

動物性脂質の摂り過ぎが頭頂部のハゲにつながる可能性があるのは事実です。しかし本当に自分の薄毛の原因なのかの判断はやはり素人では難しいものです。過剰な摂取に気をつけるのはもちろんですが、生活習慣全体を見直していく事も大切です。

薄毛の治療は、始めるタイミングが遅くなるほど結果が出しづらくなります。自毛植毛について詳しく知りたいという方はいつでも大阪梅田にある親和クリニック大阪院までご相談下さい。