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植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

タオルドライだけでも大丈夫か

今回は学術的というよりは、知っておくと役立つ髪の毛の手入れの仕方をお伝えします。

髪の毛の手入れは多くの方がじつは間違った方法で行っています。これはなぜかと言うと、テレビや漫画の影響が大きいように思います。ドライヤーでしっかり乾かさない、タオルで髪の毛をゴシゴシ乱暴に乾かす。このような描写を幼少期のうちに多く見てしまうと、それが当たり前だと思ってしまい、修正する機会のないまま大人になり、また子供にそれを教えてしまいます。毛髪の教育を受ける機会がないからです。これを負の連鎖と言います。

これを断ち切るためにも医療関係者は正しい髪の毛のケア方法を伝える責務があります。

今回はタオルドライの話です。

髪を洗ったあとは、みなさんは濡れた髪をどのように乾かしているのでしょうか?
大抵はドライヤーで乾かす前に、タオルでしっかりと水気を吸い取り、タオルドライを行うと思います。
しかしこのタオルドライは、間違った方法で続けていると、薄毛や抜け毛の進行に繋がってしまうのでじつは注意が必要です。
今回は、髪と頭皮の健康をしっかりと保つタオルドライの方法を紹介します。

髪はまずはしっかりと乾かす!

面倒だなといって、お風呂上がりの濡れた髪を全く乾かさずに放置する。これは絶対にNG!それはなぜかというと、 髪が濡れたままでは、頭皮が冷えて血行がかなり悪くなってしまうからです。
このように頭皮の血行が悪化すれば充分な栄養がまったく運ばれなくなり、髪と頭皮はとても不健康な状態になるのです。さこから頭皮にカビや雑菌が繁殖しやすくなります。ということはかゆみやフケ、悪臭に繋がる可能性もあるということ。
それから、濡れた髪はキューティクルがかなり開いた無防備な状態。これを濡れたまま放置しておくと、ダメージを受けやすくなります。
つまりはお風呂上がりは髪をしっかりと乾かし、頭皮を健康に保つことが大切です。

それでも乱暴なタオルドライは禁物

タオルドライのポイントをご説明します。濡れた髪をしっかりと乾かすためには、タオルで丁寧にしっかりと水分を取ってあげることが重要です。
このようにタオルドライによってドライヤーをかける時間を短縮し、髪を熱によるダメージから守ってあげるのです。
けれども、力をいれて拭いてしまうと、髪に摩擦ダメージを与えます。強く拭くことで頭皮をぐいんと引っ張る力も働きます。本来抜けるはずではまったくなかった髪まで抜けてしまうかもしれないのです。
そして、タオル越しに爪を立てるようにして拭いてしまう。これも危険です。非常に細かい傷がつくことによって頭皮が荒れます。これが抜け毛や薄毛を進行させてしまうのです。

正しい方法は?

頭皮のダメージを防ぎたいときは、どのようにタオルドライを行えば良いのでしょう?
ここで重要なのは、タオルの吸水性と柔らかさなのです。ここに水分を吸収しやすいタオルを用意し、優しくしっかりポンポンと押さえるようにして頭皮の水分を吸っていきましょう。 続いてタオルでしっかりと毛先を包み込み、できるだけ摩擦が起こらないように入念に気をつけながら、軽くゆっくり叩くようにしてタオルに水分を十分に吸収させます。
ここまでの流れをできるだけスピーディーに行うことができたら、ここで仕上げにドライヤーをかけて終わりです。

このように髪や頭皮に蓄積されたダメージは、薄毛・抜け毛を進行させてしまいます。
頭皮の健康をしっかりと保ち、髪をきちんと労わるためにも、ここで正しいタオルドライの方法を覚え、髪を乾かす際のダメージを最小限にしましょう。

まとめ

薄毛に悩んでいる方は、大阪梅田にある親和クリニック大阪院までご相談いただければと思います。