薄毛の症状が出始めてすぐに植毛クリニックに自毛植毛の相談に来る方は稀です。まずは薬などを使って薄毛を治療しようとする方が多いためです。
しかし、例えば骨折をした方がすぐに病院に行って治療をするように、薄毛の方も薬による治療をすぐに開始するのかといえば、実はそうではない傾向があります。ミノキシジルやフィナステリドといった治療薬を使いだすのも、ある程度薄毛が進行した患者様が多いような気がします。
これは薄毛の場合、症状が進行しても痛みがないこと、鏡で見なければ症状の進行に気付けないことなどの理由が考えられます。そのため、家族や友人に指摘されて薄毛の進行を実感したという方も割といます。
このような理由から、薄毛だと気づくタイミングはバラつきがありますが、平均はどのようなものなのでしょうか。こちらについてニュース記事を参考にご説明致します。
薄毛に気付いた年齢は?
リクルートが運営する美容調査機関ホットペッパービューティーアカデミーは、「薄毛に関する意識調査」を実施した。調査によると、男性の薄毛が気になりだした平均年齢は38.4歳で、薄毛対策にかけている金額は月平均4596円であることが分かった。
男性の薄毛が気になりだしたきっかけ1位は「鏡を見ていたとき」(36.9%)で、2位は「家族から指摘されて」(13.7%)、3位は「自分の写っている写真を見たとき」(11.0%)だった。
女性の薄毛が気になりだした平均年齢は41.8歳。気になりだしたきっかけの1位と2位は男性と同様だったものの、3位は「抜け毛の量を見たとき」(15.5%)となった。
出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc8cbfaecedfbf3cfa403ffa8d8fe5123ff932e
男性の薄毛が気になりだした平均年齢は38.4歳、 女性は平均年齢は41.8歳ということで、年齢としてはそこまで乖離が見られない結果が出たそうです。もちろんこのアンケート結果は集計する場所や年齢層によってまた変わる気はしますが、一種の参考にはなると思います。
上記の年齢に近づいてきた人は、一度セルフチェックで構わないので、自分が薄毛になっていないかどうか確認してみたほうが良さそうです。
薄毛が気になる部位は?
薄毛が気になる部位(複数回答)に関しても尋ねた。男女ともに「頭頂部」(男性65.1%、女性65.0%)が気になると回答する割合が高かった。男女間の違いとしては、男性は「前頭部」(同61.8%、42.5%)が気になると回答した一方で、女性は「分け目」(同25.0%、66.7%)を挙げた人が最も多かった。
出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc8cbfaecedfbf3cfa403ffa8d8fe5123ff932e
頭頂部は後頭部に次ぎ、自分で最も薄毛の進行が確認しづらい場所です。AGA(男性型脱毛症)の場合、基本的に後頭部は薄毛にならないので、割合を考えれば頭頂部の薄毛が確認に最も厄介な部位と言えると思います。
薄毛対策にかけている金額は年々上昇
また、こちらの調査結果では、薄毛対策にかけている金額は年々上昇しているという結果が示されました。
男性の「かけてもよい金額」は5379円だった。女性の「かけている金額」は3516円、「かけてもよい金額」は4025円という結果に。「かけている金額」は男女とも3年間で上昇した。
薄毛に対する意識が年々高まっているということだと思います。薄毛対策の一つである自毛植毛は副作用もほぼなく、自分の髪の毛が何度でも生え変わるのでおすすめです。