薄毛になってから、髪があったときにしておけばよかったことを指折り数えても、後悔の念が湧くだけで、無駄なことのように思われるかもしれません。しかし、薄毛対策がうまくいけば、やりたかったことができるようになるわけで、中でも結果が明らかな自毛植毛を受けるなら、したかったことが「できる」に変わります。
ということから、何がしたかったのかを聞いているカッコイイが実施した薄毛調査の結果を紹介します。
8割が薄毛対策をしていなかった
この調査は、20〜30代の薄毛男性103人を対象としたもので、初めに聞いているのは「薄毛が進行する前は、何歳頃から薄毛になるものだと考えていましたか?」という質問です。年齢が高くなるほど薄毛が進むというのが一般的な印象かもしれませんが、20代が8.7%、30代が31.1%、40代が35.9%、50代が22.3%、60代以上が1.9%と、調査対象が若くて、すでに薄毛になっているということから、30代、40代という回答が多くなっていました。
次の「薄毛が進行する前から、将来のために薄毛対策をしていましたか?」という質問には、「はい」が18.4%、「いいえ」が81.6%と、薄毛になってみて特に対策はしていなかったということを反省しているような結果となっています。
「実際に薄毛が進行しはじめたのは、いつ頃でしたか?」という質問には、10代が4.9%、20代が43.7%、30代が50.5%と、20代でも薄毛になる人は進行していると気づいたようです。
薄毛の進行の最大の原因はストレス
薄毛の原因は何だったのか、そこは重要なポイントで、「薄毛が進行しはじめたのは、なぜだと思いますか?」との質問に対しては、複数回答で、それぞれの回答人数が発表されています。最も多かったのは「ストレス」が58人で、「遺伝」の40人、「不規則な睡眠」の36人、「食生活の乱れ」の27人が多くなっています。それ以降は「飲酒」の7人、「喫煙」の7人、「わからない」の5人となっていますが、毛髪によくないとされていても、なかなかやめられない習慣を原因とすることは少ないようです。
薄毛になる前にしたかったのは好きな髪型
次は最も注目すべき質問の「薄毛が進行する前にしたかったことありますか?」で、これも複数回答です。
「髪型を変えること」が39人、「婚活や恋活」が20人、「大勢の人との交流」が14人、「観光やレジャー、イベントなどへ出かけること」が7人、「SNSなどへの写真の投稿」が3人、「特になし」が35人、「その他」(髪の毛を染めること、薄毛対策など)が4人でした。
好きな髪型にしたくてもできないというのが薄毛の悩みのトップでしたが、恋愛や交流を望むというところから、薄毛では積極的に活動しにくいという心理が見えてきます。
やってきた薄毛対策は頭皮マッサージ
続いて、「今まで行ってきた薄毛対策を教えてください」との質問(複数回答)をしていますが、それに対して最も多かったのは「頭皮マッサージ」の56人、わずかの差で「市販の育毛剤の使用」の52人と直接的なケアが続いています。間接的なケアとしては、「生活習慣の改善」の42人、「食事の改善」の27人、「禁煙や禁酒」の12人と続き、最後は直接的な「AGAクリニックや皮膚科での治療」の5人となっています。
現在のケアのトップは育毛剤
薄毛対策をやってみて、実際の効果のほどはどうだったのか、そこが知りたいところですが、現在も同じ方法を続けているなら効果があったということにもなります。そこで、「現在は、どのような薄毛対策をしていますか?」との質問をしています。
回答するのは一つだけで、回答数と割合も発表されています。
最も多かったのは「市販の育毛剤の使用」の33人(32.0%)で、それに続いて「頭皮マッサージ」の23人(22.3%)、「食事の改善」の13人(12.6%)、「生活習慣の改善」の12人(11.7%)、「何もしていない」の12人(11.7%)、「AGAクリニックや皮膚科の受診」の6人(5.8%)、「禁煙や禁酒」の4人(3.9%)の順になっていました。
若い年齢層でのアンケート調査であったことから、専門クリニックの受診は少なかったものの、自毛植毛のように決定的な対策の有効性を理解できれば、結果は違ったはずです。
薄毛男性103名にアンケート調査
https://www.atpress.ne.jp/news/281068