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食事・運動の改善と薄毛の関係

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毛髪の状態に影響することは数多くあげられていますが、中でも大きな影響を与えているのは食事と運動です。毛髪を作るもとになる栄養を十分に毛根に届けてあげるためには、栄養摂取とともに血流を盛んにする運動が必要になってくるからです。

毛髪に最も影響するのは食事か運動か

これらの毛髪の健康に役立つことを、薄毛の人と、薄毛ではない人が実際に気をつけてやっているのか、どんな方法に効果があるのかを知りたい人は多いはずです。その情報となるアンケート調査が、日本最大級のメンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイと、あすか製薬によって行われています。
「薄毛の男性とフサフサの男性の生活習慣に違いはある?」とのタイトルで、調査対象は20〜40代の男性174人で、20代が31.0%、30代が34.5%、40代が34.5%です。薄毛を自覚している男性84人、薄毛を自覚していない男性90人の割合となっています。
前回の薄毛の調査結果と喫煙・飲酒のアンケート結果に続いて、今回は食事と運動について詳しく見て、どちらが大きく影響するのかを探ることにします。

食生活が毛髪に影響

食生活は注意したいと思って、これまでの習慣は変えにくくて、よくないだろうなと思うものの、ついつい手を出してしまうのがファストフード、コンビニ、外食などの手軽に食べられるものです。
アンケート調査では5種類のパターンを示して、「食生活で当てはまるものを教えてください」と質問しています。
薄毛の自覚がある人では、「ファストフードやコンビニが多い」が13.1%、「外食が多く、好きなものを気にせず食べている」が4.8%、「外食は多いが、栄養バランスには気をつけている」が10.7%、「自炊しているor家族が料理しているが、好きなものを気にせず食べている」が40.5%、「自炊しているor家族が料理して、栄養バランスには気をつけている」が31.0%となっていました。
これに対して薄毛の自覚がない人では、「ファストフードやコンビニが多い」が10.0%、「外食が多く、好きなものを気にせず食べている」が8.9%、「外食は多いが、栄養バランスには気をつけている」が5.6%、「自炊しているor家族が料理しているが、好きなものを気にせず食べている」が40.0%、「自炊しているor家族が料理して、栄養バランスには気をつけている」が35.6%となっていました。
両者を見比べると、「ファストフードやコンビニが多い」、「自炊しているor家族が料理しているが、好きなものを気にせず食べている」、「自炊しているor家族が料理して、栄養バランスには気をつけている」は大きな差は見られませんでした。
ところが、薄毛の自覚がある人は「外食が多く、好きなものを気にせず食べている」では自覚がない人よりも少なく、「外食は多いが、栄養バランスには気をつけている」が多くなっています。これを見ると、外食が多いと栄養バランスが乱れるという考えは、必ずしも正しいとは言えないような結果となっています。
ただ、薄毛になると、外食を見直そうとする人が増える傾向があり、調査対象の20〜40代が外食で摂っているものは脂肪分が多く、血流に影響を与えやすいということが関係しているようです。薄毛治療を真剣に考えている人は、その傾向が強いのではないでしょうか。

有酸素運動が有効

アンケートでは「運動習慣について当てはまるものを教えてください」と質問をしています。薄毛の自覚がある人では、「週に2〜3回程度、もしくはそれ以上、運動を習慣化している」が29.8%、「週に1回程度、運動を習慣化している」が32.1%、「月に1回程度は運動している」が13.1%、「ほとんどしていない」が25.0%となっていました。
これに対して薄毛の自覚がない人では、「週に2〜3回程度、もしくはそれ以上、運動を習慣化している」が32.2%、「週に1回程度、運動を習慣化している」が25.6%、「月に1回程度は運動している」が14.4%、「ほとんどしていない」が27.8%でした。
この結果を見ると、薄毛の自覚がある人は運動の機会が少なくて、薄毛が気になっても運動で改善しようとは、あまり考えていないことがわかります。

有酸素運動が効果的

運動をしているといっても、その種類によって毛髪の状態に影響を与える血流に違いがあります。このアンケート調査では有酸素運動と無酸素運動に分けて聞いているわけではありませんが、その結果を見ると意図していない割には、うまく分かれているようです。
「どのような運動をしていますか?」との質問(複数回答)で、薄毛の自覚がある人では、「ウォーキングなどの軽い運動」が42.3%、「筋トレ」が42.3%、「スポーツ(テニス・ゴルフなど)」が11.5%、「有酸素運動」が3.8%でした。「ヨガ・ピラティス」も選択肢になりましたが、誰も選ばない0%でした。
薄毛の自覚がない人では、「ウォーキングなどの軽い運動」が46.4%、「筋トレ」が32.1%、「スポーツ(テニス・ゴルフなど)」が10.7%、「有酸素運動」が10.7%でした。ここでも「ヨガ・ピラティス」は誰も選ばない0%でした。
ウォーキングは代表的な有酸素運動なので、合わせると薄毛の自覚がある人は有酸素運動が46.1%、薄毛の自覚がない人は57.1%と、やはり有酸素運動は血流を盛んにして毛髪の状態をよくすることが期待される結果でした。

薄毛でない理由?

最後に「薄毛でない理由はなんだと思いますか? ご自身の思う理由を教えてください」と聞いています(複数回答)。
最も多かったのが「遺伝的な理由」で49.1%を占めています。以下、「生活(運動・飲酒・喫煙など)に気をつけているから」が7.3%、「ヘアケアをしっかりしているから」が7.3%、「食べ物に気をつけているから」が1.8%、「予防しているから」が1.8%でしたが、「これから薄毛になると思う」が32.7%と何をしても先々が気になっていることがわかります。
男性型脱毛症に対応するAGA治療でも、効果を高めるためには生活習慣の改善が重要です。生活改善の効果は、薄毛の進行を止めるだけではなくて、毛髪を全体的に健康な状態にしておくことは、元気な毛髪を移植する自毛植毛のためにも重要なことです。

薄毛の男性とフサフサの男性の生活習慣に違いはある?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000048304.html