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植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

薄毛の意識による対応の違い

毛髪の状態を気にするだけでなく、多くの薄毛に悩む人が、どんな対策をしているのかという情報も非常に気になることです。
薄毛対策をするにしても、これまでやってきた自分の方法でよいのか、それとも新たな方法にチャレンジすべきなのかについても悩んでいる人は多いはずです。結果がはっきりと出ていれば、迷わないのでしょうが、そうでない場合、例えばこれをやっているから、薄毛がすすんでいないのではなどと考え始めると何をやるべきか止めるべきなのか迷ってしまいます。

薄毛の意識調査

それは薄毛対策としてAGA治療を始めている人もしくは検討している人にとっては重要な情報です。そして、自分の元気な毛髪を移植する自毛植毛を検討している人にとっても、元気な部分の毛髪は元気なままでいてほしいだけに、これを気にする人も多いはずです。

薄毛の予防と改善に関する情報として、非常に面白い調査結果が発表されました。

それは医療とヘルスケア領域のマーケティングリサーチを行うメディリードの調査で、2回のインターネット調査によって20代から60代の1万948人に対して行われました。

髪の状態が気になる人は年齢に比例

初めの質問は「現在のあなたの髪の毛の状態で気になる点について詳しくお聞きします」で、ボリュームが少ない、抜け毛が多い、薄毛である、生え際が下がっている、髪の毛が生えなくなった部分がある、分け目の薄さが目立つの各項目で、「気になる」「やや気になる」と回答した人(5258人)を男女別、年齢別に発表しています。

男性では20代は25.5%、30代は35.0%、40代は40.2%、50代は42.4%、60代は45.1%、女性では20代は32.7%、30代は39.3%、40代は30.0%、50代は45.0%、60代は45.9%と、年齢が進むにつれて増えていく傾向があります。

抜け毛を気にし始めたきっかけ

次の質問は「あなたが抜け毛や薄毛を気にし始めるようになったきっかけを教えてください」で、当てはまるものをすべて選ぶ複数回答式になっています。対象者は4282人(1回目は2224人、2回目は2058人)で、選択肢は変化があった上位5項目となっています。

「自分が写っている写真や映像を見たとき」は1回目が21.2%、2回目が25.6%、「シャンプーをしたとき」は1回目が30.8%、2回目が33.2%、「ブラシについた髪を見たとき」は1回目が16.8%、2回目が18.8%、「家族・パートナーに指摘されたとき」は1回目が8.6%、2回目が10.4%、「ドライヤーをかけてシンクを見たとき」は1回目が14.9%、2回目が16.7%でした。

2回の調査で大きな差はなく、抜け毛の状態を目で見て気になった人が多いことがわかります。

クリニックに訪れた方のお話しを聞いた中には、例えば、マンションのエレベーターで、斜め上方からエレベーター内を撮影し、それをエレベーター内のモニターで確認できるタイプのものが設置してあるところがあります。そういった所で普段見ることの無い自分の登頂を確認して愕然として、専門クリニックを受診したなどという声もありました。

進行していることに気づかず、油断しているタイミングで発見した時のダメージは計り知れません。

薄毛を意識する年齢の男女差

抜け毛や薄毛を気にし始めるきっかけについて、変動が大きかった上位2項目について性別、年齢別に聞いています。「自分が写っている写真や映像を見たとき」の男性では20代は18.1%、30代は29.3%、40代は30.2%、50代は35.9%、60代は38.4%と、年齢を重ねるほど増えていました。

これに対して女性では、20代は18.1%、30代は13.7%、40代は18.4%、50代は24.7%、60代は22.8%と年代によって差のデコボコがありました。最も多いのは50代と、年齢による薄毛というよりも、周囲の人の状態と比較するところがあり、このことが関係しているようです。例えば、同窓会などで同年代と多くあったときに比較されるのかもしれません。

「シャンプーをしたとき」の男性では20代は30.7%、30代は37.5%、40代は37.3%、50代は30.9%、60代は22.0%と、薄毛傾向の人の抜け毛が30代、40代に増えることが関係しているようです。女性では20代は29.5%、30代は31.2%、40代は37.2%、50代は35.6%、60代は39.2%と、こちらは年齢が進むと増える傾向を示していました。

薄毛対策の一番は頭皮マッサージ

どのような薄毛対策をしているのかについては複数回答で聞いています。現在行っている対策としては全年齢・男女の合計数(5258人)では、「頭皮マッサージ」が9.4%、「分け目を変える」が6.1%、「育毛シャンプー(ボリュームアップタイプ等)」が4.4%、「髪をきつく結ばない」が4.4%、「育毛剤:医薬部外品」が4.1%、「喫煙を控

える」が2.9%、「育毛剤:OTC医薬品」が1.4%、「育毛サロン」が0.9%、「育毛サプリメント」が0.9%でした。

頭皮マッサージは男女を問わず、年齢に関係なしに多く、育毛シャンプーは男性で年齢が進むほど多く、分け目を変えるは女性で年齢に関係なく多くなっていました。

AGAではマッサージの効果が出にくく、育毛剤でも効果が出にくい人が多いだけに、有効な薄毛対策のひとつである自毛植毛への期待が高まる年齢が見えてくる調査結果でした。

植毛専門クリニックの立場としては、自毛植毛手術についてもしっかり、選択肢に入れてほしいところですが、この方法自体がまだまだ一般に浸透していないため、選択肢に入らないと言う現状を真摯に受け止める必要があるのかもしれません。
アンケートを行った大多数が医療的対処を念頭に置いていて、その第一位が「自毛植毛手術を受ける」という風には、なかなかならないでしょうが、せめて選択肢には、入っていてほしいものです。

 

 

薄毛の意識調査
https://www.medi-l.com/blog/news/icride-news202307-1/