社会人にとって切っても切り離せないもの、いわゆる職業といっても差し支えないほど幅広い人々が悩んでいる症状があります。
それは肩こりです。慢性的な肩こりは日常生活にも支障をきたします。
そしてこれは薄毛と関係があるのか、ということを今回は説明します。
参考引用 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmj/59/4/59_327/_article/-char/ja/
肩こりは薄毛に関係ある?
まず、肩こりの人は薄毛になるか。これは明確に違います。肩こり=薄毛ではありません。理由は薄毛の人のその原因は遺伝、栄養不足、ストレスなど様々な原因があり、肩こりだけが薄毛の原因だと証明できる研究結果が現時点ではないということです。
では肩こりは薄毛の原因ではまったくないか。これも違います。肩こりが薄毛の原因となってる可能性の人もいます。
それは肩こりのせいというより、血行不良のせいということができます。
首は、血流を体から頭まできちんと運んでくれる「ただ一つの経路」です。
しかし、慢性的な肩こりがずっと続くとこの首周辺の血流がかなり滞ってしまい、充分に栄養分がきちんと送られなくなってしまいます。
頭皮を指先で少し触ってみて、皮膚が固くなっていたり、または頭皮がカチカチで動かなかったりするという場合にはこれはかなり要注意です。頭皮の血行がとても悪くなって、カチカチにこり固まってしまうと、毛根に栄養が届かなくなります。つまり細く不健康な髪しか生えてこなくなってしまうという事態になります。
この結果、頭皮や髪質の悪化がどんどん進み、薄毛が進行してしまいます。肩こりによる薄毛を防ぐには、日常的な対策が必要だといえるでしょう。
肩こりになぜなるのか
新橋駅などで、肩こりの人を見つけてくださいというミッションが仮にあったとして、絶対にできないと自体する人はまずいないと思われます。
それはおそらくですが、これはとても簡単なミッションだからです。おそらく中年男性の3人にでも声をかければすぐに終わってしまいます。肩こりというのはそれほど現代の職業病と言えるのです。
肩こりに悩む日本人はとても多く、肩こりが原因で頭痛や吐き気がしたり首をうまく回せなかったりしてしまい日常生活に深刻な支障をきたしていることもあります。
ここで本題です。肩こりの主な原因です。原因は筋肉の「伸張性収縮」という伸び縮みの仕組みがうまくいかないことにあります。少し難しいですよね。簡単に説明します。
長時間のデスクワークや運転、運動不足など様々な要因があると、筋肉が固くなり柔軟に動かなくなってしまうのです。つまり筋肉の伸び縮みがうまくいかなくなるとなんと血液の流れが悪くなり、体にはかなり老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
肩こり解消の方法
肩こりをしっかり解消するためには運動が欠かせません。
まずは生活にウォーキングや体操、筋トレを取り入れましょう。そして慢性的な運動不足を解消していきましょう。かなりこり固まってしまった筋肉をしっかりとほぐすためにはストレッチもとても有効です。
運動と並行して、血流を良くする生活習慣をしっかりと心がけることも大切です。お風呂はシャワーで済ますのではなく、ぬるめのお湯にしっかりとつかり血行を促しましょう。
血行促進マッサージは、首周辺だけでなく腰などもしっかりともみほぐし全身の血流を良くしてみましょう。
頭皮が固い場合には、指の腹をきちんと使って頭皮を優しくマッサージしてあげましょう。
まとめ
肩こりが原因の薄毛かどうか知りたい場合は、大阪梅田にある親和クリニック大阪院までご相談いただければと思います。