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植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

自毛植毛治療の流れ

自毛植毛手術を受けようと考えている方々に知って頂きたいのが自毛植毛治療の流れです。自毛植毛は外科手術なので、効果を感じることができますが、やり直しが利きません。

治療の過程での修正はできますが一度完了してしまうと、生え方や、生やす場所の変更は基本的にはできません。

植毛の流れ

1 デザインをしっかり決める

自毛植毛の手術を行う前には、カウンセリングを受け、自分の要望を伝え、綿密な手術計画を立てましょう。カウンセリングによって専門家のアドバイスが聞けるため、リスクも軽減できます。

2 グラフト採取

自毛植毛の施術は、後頭部や側頭部から移植する髪の毛を細胞ごと採取します。この採取された移植毛をグラフト(=株)と言います。

3 ホール作成

専門の器具を使って、あらかじめ決めたデザインにそって、生やしたい部位に毛穴(ホール)を作成します。

4 グラフト移植

採取したグラフトを作成した毛穴(ホール)に移植していきます。植毛する本数によって治療の時間は変わりますが、短い時は1時間〜2時間で終了します。

効果が現れるのには個人差があります。大体の場合、治療を初めて5か月~1年ほどで効果を実感される方が多いようです。薄毛は深刻な問題ですが、植毛はそんな悩みを大きく改善してくれます。

自毛植毛とは

自毛植毛とは、文字通り自分の毛髪を利用する植毛法です。

自毛植毛手術で使用する毛髪は、男性ホルモンの影響を受けづらい側頭部や後頭部のものが使われることが多く、そこから専用の機器を用いて脱毛している部位へ移植します。

毛根の下部には毛乳頭という毛の成長に必要な組織があります。移植された毛乳頭が毛細血管や神経と結合することにより、毛髪が成長し、生えそろっていきます。

自毛植毛を行った毛髪が生着すれば、抜け落ちても毛髪サイクルにより、他の毛髪と同じように半永久的に生え続けることになります。

自毛植毛がかなり有効な薄毛の症状、原因

ドナーとなる毛髪がある程度残っている方であれば、性別・年齢にかかわらず、どんな薄毛の症状の方であっても有効な治療です。自毛植毛の治療を希望される患者の中で、最も多い症状は「男性型脱毛症(AGA)」の方です。男性型脱毛症(AGA)を例に症状と原因を解説していきます。

AGAの症状

AGAの症状は主に頭頂部から薄くなる症状、額の生え際がかなり後退していく症状、こめかみ付近からM字に薄くなる症状のおよそ3パターンに分類されます。

AGAは前頭部・側頭部・頭頂部を中心に毛髪が細くなり薄毛の症状が進行していきます。進行性のため治療を始めなければ止めることはできません。

AGAの原因とは

男性ホルモン自体がAGAの直接の原因ではありませんのでご注意ください。
AGAのメカニズムは、毛乳頭の中にある酵素5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型と、毛細血管の血中にある、男性ホルモンの一種であるテストステロンが結合することにより、「ジヒドロテストステロン(DHT)」が生成されます。

生成されたDHTが毛乳頭の男性ホルモンレセプター(受容体)と結合すると、遺伝子に作用し、発毛を抑制する遺伝子「TGF-β1」が生成されます。

発毛抑制成分と言われるTGF-β1が、毛乳頭に作用することによりヘアサイクルを乱します。

ヘアサイクルは、正常であれば休止期→成長期→退行期を2~6年の周期でくり返します。毛髪は成長期の間に太く、長く成長します。ところが、TGF-β1が作用すると成長期が正常時より短くなり、毛髪が十分に成長する前に抜けてしまうのです。

そのため、毛髪密度が徐々に低下し、薄毛の症状が現れるのです。つまりAGAの原因は、男性ホルモンではなく「5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型」と「テストステロン」が結合してできたDHTの濃度がい影響します。

まとめ

今回、自毛植毛手術のおおよその流れについて説明しました。薄毛の症状が見られたら、私たち大阪梅田にある親和クリニック大阪院などの植毛専門クリニックでご相談下さい。