カウンセリング予約

植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

薄毛になりにくい男性の生活習慣

薄毛になる男性と薄毛にならない男性の違いについて、前回に続いて、生活習慣のポイントを当てて、アンケート調査の結果を紹介します。

運動習慣は毛髪に影響するのか

調査を実施したのは、メンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイで、調査対象は40代以上の薄毛男性106人、薄毛でない男性112人。
前回の喫煙、飲酒、食生活では毛髪によくないことが中心となっていましたが、それとは逆の健康的で血流を促進することから毛髪にもよい結果をもたらすと考えられている運動について聞いています。
その質問は「現在の運動習慣として最も近いものを教えてください」というもので、薄毛の男性では「ほとんどしていない」が45人、「月に1回程度」が10人、「週に1回程度」が20人、「週に2、3回」が19人、「ほとんど毎日」が12人でした。
薄毛でない男性では「ほとんどしていない」が37人、「月に1回程度」が20人、「週に1回程度」が25人、「週に2、3回」が14人、「ほとんど毎日」が16人でした。薄毛でない男性のほうが、運動習慣があると人が多くなっていましたが、決定的な差と言えるほどの数字ではないようです。

早寝は毛髪を増やす効果がある

生活習慣の最も基本的なことといえば睡眠です。そこで、「20・30代の頃は何時に就寝することが多かったですか?」と聞いています。
薄毛の男性では、22時が4人、23時が22人、0時が20人、1時が28人、2時が11人、3時が4人、11時が4人、12時が4人、その他が9人でした。11時、12時というのは、夜中は起きていて、昼になってから寝るという生活をしている人です。
薄毛でない男性では、22時が9人、23時が29人、0時が24人、1時が17人、2時が11人、3時が9人、11時が8人、12時が9人、その他が7人でした。
成長ホルモンは0〜2時に多く分泌されていて、成長ホルモンは毛髪だけでなく、頭皮の細胞や、その他の全身の細胞の新陳代謝にも影響するので、早寝は毛髪との関係では推奨されることとなります。
寝る時間と同時に起きる時間も大切ということで、「20・30代は何時に起床することが多かったですか?」という質問もしています。
薄毛の男性では、5時が6人、6時が50人、7時が31人、8時が8人、その他が11人でした。薄毛でない男性では、6時が44人、7時が46人、8時が14人、その他が8人となっていて、遅く寝た分だけ、遅くまで寝ているということで、睡眠時間の差も調べてみなければ正確なところはわからないかと思います。

薄毛対策で違いはあるのか

薄毛になってから慌てて対策をしても手遅れということもあります。薄毛対策の中でも大きな改善が見込まれる自毛植毛であれば対策の時期に遅いということはないのですが、将来のための薄毛対策を早くからしてきたのかは気になるところです。
「20・30代の頃、将来に備えた薄毛対策をしていましたか?」との質問に対して、薄毛の男性では「はい」が24人、「いいえ」が48人、薄毛でない男性では「はい」が82人、「いいえ」が84人と、これには違いはみられていません。
これに続く質問が大切で、「はい」と答えた人に「どのような薄毛対策ですか?」と聞いています。複数の対策をあげている人もいるため、複数回答となっています。
薄毛の男性(24人)では、「頭皮に優しいヘアケア製品を選ぶ」が17人、「食生活の見直し」が9人、「ヘアカラー・パーマなどを避ける」が8人、「適度な運動」が3人、「民間業者での頭皮ケア」が1人、「医療機関での治療」が1人でした。
薄毛でない男性(28人)では、「頭皮に優しいヘアケア製品を選ぶ」が12人、「食生活の見直し」が9人、「ヘアカラー・パーマなどを避ける」が8人、「適度な運動」が9人、「医療機関での治療」が2人で、ケアによる違いは、あまり感じられない結果でした。

遺伝の影響のほどは?

薄毛対策と実際の毛髪の状態に大きな違いがみられなかったということは、遺伝などの他の要因が考えられるということで、「薄毛に関する噂のうち、信じているものはありますか?」との質問をしています。噂と決めつけていますが、実際には遺伝だけでなく、質問項目にある帽子やワカメの影響は、研究結果もたくさん発表されています。それは、ここでは触れないこととして、その結果(複数回答)を見ていくと、薄毛の男性では「薄毛は遺伝する」が89人、「帽子をかぶるとハゲる」が22人、「ワカメを食べると髪が増える」が21人でした。薄毛でない男性では「薄毛は遺伝する」が91人、「帽子をかぶるとハゲる」が29人、「ワカメを食べると髪が増える」が20人と、ほとんど差は見られませんでした。
前回は遺伝に関係がある親族の薄毛の状態も紹介していて、その結果からは父親の影響を強く受けていることが明らかになる結果が出ています。一般に広まっている薄毛対策を頑張ってみても、なかなか結果につながっていないということで、薄毛を根本的に改善するためには、自毛植毛のような方法に取り組むことが重要な選択であることがわかってきます。

薄毛になる男性とならない男性の違い
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000028.000048304&g=prt