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植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

薄毛とフサフサの生活習慣の違い

毛髪の状態に影響することは、食事、飲酒、運動、睡眠など、さまざまなことが影響しているだけで、毛髪にとってマイナスになる生活習慣は避けるべきだと言われます。
薄毛治療を始めると、安心して毛髪の発育によいことをやめてしまう人もいますが、毛髪によいことをしているのに、一方でマイナスになることをしている人も少なくありません。

とは言っても何が髪にプラスなのかマイナスなのか判断が難しいところもあります。今回は、新ためて髪にとっての良いこと、悪いことを整理したいと思います。

薄毛治療の足を引っ張る生活習慣

何がマイナスになるのかについては、さまざまな研究が行われていて、実際に薄毛の人と、そうでない人が何をしているのか、どこに違いがあるのかは、健康な毛髪を望む人にとっては重要な情報となっています。

その情報となるアンケート調査が、日本最大級のメンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイと、あすか製薬によって行われました。調査名は「薄毛の男性とフサフサの男性の生活習慣に違いはある?」で、調査対象は20〜40代の男性174人で、20代が31.0%、30代が34.5%、40代が34.5%です。内訳としては薄毛を自覚している男性84人、薄毛を自覚していない男性90人となっています。

3分の1が30代から薄毛を自覚

薄毛を自覚している人に、薄毛を自覚した時期について聞いています(いつごろから薄毛を自覚しましたか?)。
「中学生の頃から」が1.7%、「高校生の頃から」が8.3%、「20代前半」が21.4%、「20代後半」が27.4%、「30代前半」が14.3%、「30代後半」が20.2%、「40代前半」が7.1%と、20代から薄毛の兆候があった人は、前半・後半を合わせて48.8%なり、10代からと併せると6割近くが薄毛の兆候を感じています。また30代でも3分の1ほどと分散傾向があります。

また、40代後半からは、薄毛を自覚した時期として出てこないのは、周りに薄毛も増えた影響もあり、薄毛になったと感じるよりも年相応の変化だと捉える場合がからなのかもしれません。これは、アンケート上の偏りかもしれなせんから、断定はできません。

薄毛対策で優先されるのはヘアケアが生活習慣か

薄毛は部位によっても感じ方が異なってきます。薄くなるのが早い部分だけが気になるわけではなくて、どの部分を本人が気にしているかによっても違いが出てきます。
「どういった点が気になりますか?」との質問に対して、「生え際の後退が気になる」が50.7%、「頭頂部の薄毛が気になる」が30.4%、「全体的に薄毛が気になる」が18.8%と、薄毛が早く現れる部位を気にする人が多いようです。
薄毛を自覚し始めたときに、すぐに対策をしていれば薄毛の進行を遅らせる効果が得られるというのが一般的な感覚のようですが、実際にやっていることについて「薄毛対策を何かしていますか?」と聞いています。
これに対して、「ヘアケア対策をしている」が44.6%、「生活習慣に気をつけている」が32.3%、「何もしていない」が16.9%、「そのほか:自由回答」が6.2%との回答でした。ヘアケアと生活習慣の改善の、どちらも大切ではあるものの、生活習慣よりもヘアケアで解決したいと考えている人のほうが多めでした。しかし、生活習慣は徐々に毛髪の状態に影響を与えるもので、ヘアケアの効果を弱めることにもなるだけに、両方が大切というのが、実際のところではないでしょうか。二兎追うものは一兎も得ずと言いますが、ここは大谷翔平の二刀流でヘアケア、生活習慣ケアを行ってほしいものです。

喫煙は毛髪に影響している

毛髪に影響をしていることとしての初めの質問は、「喫煙はしていますか?」です。

薄毛の自覚の有無によって、大きな違いがあるのか気になるところですが、薄毛の自覚がある人では「吸っている」が27.4%、「禁煙している」が8.3%、「吸わない」が64.3%の割合でした。
薄毛の自覚がない人では「吸っている」が18.9%、「禁煙している」が5.6%、「吸わない」が75.6%と、薄毛の自覚がある人よりも吸っている人は少ない傾向がありました。しかし、吸っていないから薄毛にならないかというと、そうでもないことがわかります。

ただ、喫煙は、頭部の毛細血管の血流を悪くすることは良く知られていて、喫煙したから薄毛になるということで無いにしても、毛髪にとってプラスであるとは考えられません。

飲酒を控えて薄毛は解消できるのか

喫煙と並んで毛髪の状態に影響を与えるとされている飲酒についても聞いています。「飲酒はしますか」との質問に対しても、薄毛の自覚の有無は気になることです。
薄毛の自覚のある人では「毎日飲酒する」が13.1%、「週4〜5回飲酒する」が19.0%、「週に2〜3日飲酒する」が14.3%、「週に1日程度飲酒する」が13.1%、「ほとんど飲まない」が40.5%でした。
これに対して、薄毛の自覚のない人では「毎日飲酒する」が14.4%、「週4〜5回飲酒する」が8.9%、「週に2〜3日飲酒する」が11.1%、「週に1日程度飲酒する」が16.7%、「ほとんど飲まない」が48.9%と、1回以上飲酒している人は薄毛を自覚している、つまり薄毛が進んでいる傾向があることがわかります。

この結果を見た限りでは、飲酒は毛髪に影響を与える傾向は見られるものの、飲酒を控えれば薄毛リスクが大きく低下するということまでは判定できないような結果でした。

お酒は百薬の長とも言われるように適量なら、血行促進プラス要素もあります。しかし、ほとんどの場合、適量を越えてしまうため、このような結果につながるのだと思います。

AGA治療に喫煙と飲酒が関係するのかも、まだ明らかにされてはいないところですが、決定的な薄毛対策である自毛植毛を考える人には、移植する部位の毛髪を元気にしておくためにも、控えめにすることがすすめられます。

薄毛の男性とフサフサの男性の生活習慣に違いはある?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000048304.html