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植毛 大阪 親和クリニック 自毛植毛コラム 【公式】

白髪に関する意識調査

白髪か薄毛かは以前から両極端の毛髪の状態とされてきたところがあります。白髪であれば薄毛にはなりにくいとも言われてきました。
白髪であれば薄毛になりにくいと思い込んで、毛髪や頭皮の手入れを手抜きしていると、それが要因となって、かえって薄毛になることも考えられます。
実際のところはどうなのかを知るためには、白髪の実態と、それに対する意識を知っておくことも大切になります。

◉白髪と薄毛の関連性
白髪と薄毛の関係性について知ることができる調査は、全国の白髪を気にしている30〜60代の女性416名を対象にしたアデランスによる意識調査で、その結果は「白髪に関する意識調査」として発表されました。
男性の薄毛はAGAが大きく影響をしているだけに、薄毛にはAGA対策が有効となります。それに対して女性は複数の条件が重なって薄毛になることが知られており、白髪との関係も気になる情報となっています。

◉白髪が出始めた年齢
初めの質問は「白髪が出始めた年齢を教えてください」で、40代前半(14,9%)、30代後半(14.4%)、40代後半(13.7%)、30代前半(12.7%)の順でした。この年代に出始めた人が多いものの、10代(4.3%)、20代(9.1%)、50代前半(11.3%)、50代後半(7.7%)、60代前半(7.2%)、60代後半(3.6%)とバラツキが見られています。

◉白髪が気になる部位
白髪の生え方は、薄毛と同様に出やすい部位があるものの、人によって目立つところが違っています。
「白髪はどの部分に生えていますか?」との質問(複数回答)には、「分け目」が52.2%、「顔周り(生え際)」が44.5%、「頭頂部」が38.2%、「もみあげ」が22.8%、「つむじ」が12.5%の順の回答でした。「全体的に」という回答は22.8%で、部分的な白髪を気にしている人が多いことがわかります。

◉年代別の白髪が目立つ部位
白髪が生えている部位を年代別にみると、30代は「分け目」(28.7%)、「頭頂部」(28.2%)、「顔周り」(21.5%)、「全体的に」(7.7%)、「もみあげ」(7.2%)の順で、上位3つに集中しています。
40代では「分け目」(27.0%)、「顔周り」(24.0%)、「頭頂部」(18.4%)の上位3つに「もみあげ」(14.8%)が続き、「全体的に」(9.2%)の順でした。
50代は「顔周り」(25.2%)、「分け目」(22.9%)、「頭頂部」(16.2%)、「全体的に」(14.8%)、「もみあげ」(13.3%)と、顔周りが増えてきます。
そして、60代では「分け目」(29.0%)、「顔周り」(21.0%)、「頭頂部」(16.0%)、「全体的に」(15.0%)、「もみあげ」(11.0%)と、50代以降では部位に関係なく、白髪が増えていくことがわかります。

◉白髪でも薄毛の悩み
次に「あなたは髪についてどのような悩みをお持ちですか?」と複数回答で聞いています。
白髪についての調査だけに、「白髪」が54.1%と最も多いものの、「髪のパサつき」が54.0%と僅差で続いています。
「髪が広がる/まとまらない」(39.2%)、「くせ毛」(38.9%)の後に、毛量の回答が続き、「髪の量が多い」(31.1%)、「薄毛、抜け毛」(21.6%)となっています。
「枝毛、切れ毛」(21.6%)は「薄毛、抜け毛」と同じ割合ですが、これに続くのは「ボリュームがない/ハリ・コシがない」(20.1%)、「ヘアカラーが抜けやすい(色持ちが悪い)(15.1%)の順でした。
白髪であっても薄毛や抜け毛で悩んでいる女性が一定数はいることがわかる結果で、白髪になれば薄毛にならないというわけではないことがわかります。
白髪をヘアカラーで染めることは毛髪や頭皮に負担をかけるということは知られていて、ヘアカラーの短所についての質問項目でも1位は「髪や頭皮へのダメージが気になる」との回答になっています。
毛髪と頭皮のダメージを覚悟してヘアカラーをしている人も多く、そのような人は薄毛対策を早めに実施すべきであり、薄毛が進んでいるときには画期的な薄毛対策の自毛植毛も検討項目に加えるべきではないでしょうか。

白髪に関する意識調査
https://www.aderans.co.jp/newsrelease/detail/20240425114140.html